天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ15)

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お店番　過去ページ15

施設の人が帰って行って店番を始めて10分が経った頃。

女「すみませーん、今、やってますか?」

私は昨日のうちに用意してもらった台に上って顔を覗かせた。

貴方「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ」

女「あらあら、可愛い売り子さんだこと」

私は外の様子を見て人の往来が激しいことに気づいた。

これは、混んできそうな気がする。

女「私いつもここにきてるの、これからよろしくね、お名前聞いても?」

貴方「和泉Aです、こちらこそよろしくお願いします!」

女「Aちゃんね」

ケーキのトレイを置いた瞬間にレジ打ちを始めた。

ショートケーキとチーズケーキを1つずつ。

間違えないように打ち込んで合計を出した。

貴方「2点で200円です」

女「200円ね」

貴方「200円ちょうどですね、箱に入れますので少々お待ちください……保冷材はどうしますか?」

女「入れてもらえる?」

トングでケーキを箱に崩れないように詰めて保冷材も入れて箱を閉めた。

貴方「お待たせしました」

女「ありがとう、じゃあね」

貴方「ありがとうございました、またのご来店お待ちしております」

1人目のお客さんの対応は無事に終わったし案外うまくできた。

緊張しないでできてよかった。

この後もこの調子で頑張ろう。