ルーメリ ページ4
〜ポールオンに行くための近道〜
ﾊﾟｶｯﾊﾟｶｯ、と馬が走ってる中、リャオンは、ムオルに問った
リャオン「どうして、ポールオンに魔物が入ったのですか？」
ムオル「分からない。超音波が壊れたのかもしれない」
そして、リャオンは少し考えて、ムオルにまた問った
リャオン「可笑しいと思いませんか？」
ムオル「すごく可笑しいと思う。あの超音波が壊れるなどと、しかも、壊れてたとしてもいつも厳重に守ってるし、壊れてないか毎日検査をしている」
リャオン「……」
ムオル「詳しいことは後だ！リャオン、お前は隣国のルーメリのとこに行け」
リャオン「何故ですか？」
ムオル「もしかするとルーメリのとこの超音波も壊れているかもしれん。頼むぞ」
リャオン「はっ！」
リャオンは、ムオルから離れて隣国のルーメリへ向かった
その頃、サフィオは……
サフィオ「はぁ…はぁ……。もうすぐ隣国のルーメリだ…。た、助かるぞ……だけど……」
サフィオは、ずっと走っていたので疲れ、倒れてしまった
サフィオ(俺はここで…魔物に喰われるのか……？姉さん……)
サフィオが姉さんと心の中で言ったとたん、目を瞑り、そして後ろには魔物がいた。
サフィオは影を見て魔物だと分かった
サフィオ(俺の人生…終わったか……)
そう喰われる事を覚悟した。魔物は凄くでかくて喰い付こうとしたとたんに……
魔物「ぐおおおおおおおおっ！」
ﾊﾞﾀﾝｯ
サフィオ(えっ……？)
???「生きてるかな…？ねぇ、大丈夫？」
サフィオ「……？」
サフィオはむっくりと起き上がった
???「大丈夫ですか？」
サフィオ「あぁ…。お陰さまで……」
???「傷だらけ……！早くこっち来て！」
サフィオ「えっ？あの……貴女は？」
???「私？私は、アビリア。ルーメリに住んでるの。早く！」
サフィオ「あっ……あぁ……」
サフィオは、アビリアという女の人に助けてもらった
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