目隠しに恋を【爆豪勝己】【ヒロアカ】 (ページ2)

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勉強1　爆豪side ページ2

『爆豪、勉強教えて』
「あぁ？んでだよ」
『分からない所があるから』
「自分でやれ」
『いや、分からないんだよ。だから教えて』
「チッうっぜーから教えてやる」
　俺は素直になれない。好きな奴の前でさえ素直になれない。
『ありがとう』ﾆｺｯ
　その笑顔を見ていたら、ちょっと素直になれる。
「…隣」
『ん？』
「とっ隣に座れ…//」
『うん』
　俺はたぶん今顔が赤いんだろう。顔が熱い。
ポスンッ
『このソファヘコむね』
「テメェがデブなんだろ」
『太ってない』
「嘘つけ、ここん所肉だろ」
フニッ
『んな…///』
　俺の手が滑って胸にあたった。
『ば～ぐ～ご～』
「わっワリィ」
『んー！』
バタバタ
バッ
「ケッ手が届かなかったら意味ねぇぞぉ」
『うう～っ』
「ほれ、勉強すっぞ」
『…うん』
パッ
「で、分からない所は？」
『ここ』
「ここはな――――」

「―――と言う事だ」
『うん、大体分かったよ』
「大体かよ」
『でも、分かったから良いじゃん』
「かぁる」
『軽くていいよ』
「「「「(羨ましいぃぃ)」」」」」
「……」
『どうしたの？爆豪君』
「…セイヤ！」
バッ
『あっ目隠し外すな！』
「油断大敵」
『返せ！』
「返してほしかったら目ぇ見せろや」
『！！』
ダダッ
「逃げんなや！」