恋一*整形女 3 ページ44
女がサングラスとマスクを外した
恋一「…A…!!?」
帽子の中にしまっていた髪の毛を出す
「…わた…し?」
恋一はAと女の顔を交互に見た
女「アハッ♪整形しちゃいました♪」
恋一「何言って…」
女「特別に、元の顔見せてあげますねぇ♪」
スマホを操作し
写真を見せてきた。
Aと恋一は息を呑んだ。
映っていたのとは全くの別人だった。
写真には、ボサボサの黒髪ロングに目は細く団子鼻、ひどいニキビ跡に丸く太った体の女が写っていた。
「…な、何の為に私に似せたんですか…?」
震える声で女に問うA
女「…なんでって…私、Aちゃんにずっとなりたかったんですぅ♪SNSで見かけて、ライブでも見かけて、ずっと憧れでした。脂肪吸引に全身整形、エステに美容院…合計で4桁はいってます。恋一さんをずっと追いかけてきました。どうすれば貴方が私のものになるか考えて、Aちゃんと繋がってるって知ってお金をかけてやっと手に入れたこの身体。Aちゃんになれば…恋一さんが抱いてくれる!そう思ってます。恋一さんと体の関係になるだけでもいい…だからだよ!!!!」
「そんな…」
恋一「整形だろうがなんだろうがした所で誰もAにはなれないしAしか俺は抱けない。好きにもなれない。愛せない。」
女「…それ私に言ってるんですよね?何でこっち見て言ってくれないんですか?何でAちゃんばっかりチヤホヤされて…もういいです。ホントは諦めたくないけど貴方はどうにもならないってわかったので…二度と関わりません。ライブにも行きません。帰ります…さようなら」
女は急いで自分の私物をバッグに詰め
逃げるように家から出て行った。
恋一「…」
「…私になりたくてあそこまでする人がいるなんて…悪いことした気分…」
恋一「Aは悪くないから…俺のせいでこんな格好にまでされて…」
「こうちゃんだって悪くないもん…ぐすっ」
泣くAの背中をしばらくさすった。
恋一「あ、Aスマホ貸して」
「…?」
何も言わず素直にスマホを渡してくるA
恋一「位置情報…後写真も…」
「…写真、よく確認もしないで勝手に載せちゃった…ごめんなさい」
恋一「ん、いいのいいの。これから気をつければ、ね?」
ちゅ
「っん…!」
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澪 - メジブレイが活動休止します。寂しいし、病みます。鬱にもなります。でも、解散じゃなくて良かったです。解散されたら、生きては行けないんです。 (2017年5月11日 19時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - リクで、恋一とメトが猫耳が生えて、それを襲う狼の綴とMIAのBLをお願いします。恋一が美人過ぎて辛いです。可愛らしいです (2017年3月31日 22時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 良いんですよ、フラグぐらいまた楽しみにしてますよ (2017年3月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
いちごッぴ(プロフ) - 澪さん» フラグがたってしまい小説があげられません。すみません(´・ω・`) (2017年3月21日 18時) (レス) id: 70024e62e1 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 良いですよ、暇な時に書いてくれたら。 (2017年3月6日 8時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2016年12月20日 18時