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MiA*獣 2 ページ30

MiA「俺のAが...他の男なんかに...」


次の日。


私が他の男に汚されてしまったことが


よほどショックだったのか


みあの私への態度がコロコロ変わるようになった。


突き放してみたり。


甘やかしてみたり。


以前より冷めたような態度をとられることが多くなった


あの日から


みあの求めてくる回数は増え


ベッドに入ればすぐにするようになった


あの日の事を上書きするかのように。


一番嫌なことは 過去は消えない ということ


私の誕生日の前日


みあに『誰にも愛されてないAを愛してあげてるのは俺だよ』


なんて


悲しいような よくわからないことを言われた


自分的にそれが死ぬほど悲しかったわけではないのに


みあとする度に思い出す。


MiA「A、愛してるよ」

「...ありがとう」


嘘か本当かわからない言葉に惑わされる日々









MiA「明日取材かぁ」

「私の方が家出るの早いから戸締りよろしくね」


翌日


家のことはみあに任せ 私は出勤した


仕事が終わり 家に帰ったら。


みあの靴の配置が 朝来る前と変わっていなかった


不審に思い みあの部屋にノックせず入ると


そこには。血まみれのみあの姿が。


私はしばらく立ち尽くした


我に返り 再び目を向けると


「ォエ..ヴ...ゲホッゴホッオェッ...」


あまりの酷さに体が震える


「ゲホッ...嘘...でしょ?み、あ」






嘘だと思いたい。だがこれは現実で。


みあのそばには遺書が置いてあって。


その内容は。


『大好きで仕方がないくらい大好きなA。
これ以上俺といるとAには迷惑ばかりかけて
心配させて、精神的に病気になったりしたら困るから、俺から離れる事にしたよ。心中...考えたけど
Aはまだまだ若いから死なせるわけには行かないから。Aが汚れたのが許せなくて。悔しくて。
おかしくなっていく俺を受け入れてくれたAの事は死んでも忘れないよ。これだけは覚えてて。
Aの事は本気で愛してた』


みあのおかしな行動はショックから来ていた。


全ての行動は私を愛しすぎていたから


愛されていたと知った私は


そこから数日間泣き続けていた

MiA*キョウダイ→←MiA*獣



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- メジブレイが活動休止します。寂しいし、病みます。鬱にもなります。でも、解散じゃなくて良かったです。解散されたら、生きては行けないんです。 (2017年5月11日 19時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
- リクで、恋一とメトが猫耳が生えて、それを襲う狼の綴とMIAのBLをお願いします。恋一が美人過ぎて辛いです。可愛らしいです (2017年3月31日 22時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
- 良いんですよ、フラグぐらいまた楽しみにしてますよ (2017年3月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)
いちごッぴ(プロフ) - 澪さん» フラグがたってしまい小説があげられません。すみません(´・ω・`) (2017年3月21日 18時) (レス) id: 70024e62e1 (このIDを非表示/違反報告)
- 良いですよ、暇な時に書いてくれたら。 (2017年3月6日 8時) (携帯から) (レス) id: 83f334aadf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご | 作成日時:2016年12月20日 18時

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