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「え、なんもないじゃん」
樹くんが食に興味ないってことは知ってたけど
冷蔵庫に何もない
コンビニ行くか。
ささっと財布と携帯だけ持ってコンビニに行って
パンとか卵とか、必要な分だけ買って
勝手に持ってきた鍵で部屋に入る
北「Aっ」
リビングのドアを開けると北斗くんが寝てる樹くんを配慮しながらもドタドタ近寄ってきて
いきなりぎゅーって抱きしめてきた
「え、え、なに？？？」
北「びっくりした。シャワー浴びて出たら居なくなってたから、、」
「ごめんごめんっ、樹くん家、食べ物何もなくて(笑)」
ゆっくり離れる北斗くんの顔が険しい
「え、ごめんって」
北「いや、、樹の匂いがする」
「え？」
自分の着てる服を見てみると
そういえば樹くんのスウェット着てたんだった
「あぁ、樹くんに借りたからね」
北「、、、なんかやだ。」
朝から駄々をこねる北斗くんは年上に思えないほど可愛い
「はいはい、朝ごはん作るから髪の毛乾かしてきてくださーい」
ほっぺたぷくーって膨らませる北斗くんを洗面所へ誘導して朝ごはんを作り始める
髪を乾かし終えて戻ってきた北斗くんはじーっとこちらを見てくる
「、、、なに？」
北「いーや」
絶対何か言いたそう
ニヤニヤしてるもん
「なにっ！」
北「、、、なんか同棲してる気分。」
起きたらAが朝ごはん作ってるって
新婚さんみたいじゃない？って
言われてみれば確かに、、、
ずっとニヤニヤしてる北斗くん
「もうっ！いいから！ほら、運んで！」
北「はーい」
北斗くんと同棲したらこんな感じなのかなって
想像してみたらにやけそうになって
必死に隠す、、、
北斗くんに運んでもらってるあいだに
「じゅーりーくんっ」
樹「、、、」
「おーきーてー」
樹「、、、」
「樹くーん！」
樹「ん、、、」
もそっと動き出した樹くんの腕を引っ張って起こすと
樹「朝からAに起こされるって幸せすぎないか」
北「俺もいるぞー」
樹「、、しかも、いい匂いする。朝ごはん作ってくれたの？」
「うんっ！ベッド借りちゃったし、お礼！」
樹「うーん、可愛い〜」
北「俺もいるよー」
樹「、、、はぁ、」
北「なんでだよ」
樹くんは起き上がって私の頭をポンポンってしてから顔を洗いに行った
樹「うーわ、これAが作ったの？」
「うん、、、ただのスクランブルエッグだよ？」
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ほくちょす(プロフ) - なおさん» なおさん！コメントありがとうございます！！そんな、、、とても嬉しいです！(泣)ネタ切れも感じられるんですけどもっと書けるように頑張りますので楽しんでください！！ (2020年9月22日 12時) (
レス) id: 24cdb25505 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - すごく面白くて一気に読んでしまいました！更新楽しみにしています^ ^ (2020年9月21日 2時) (レス) id: 443137e2da (このIDを非表示/違反報告)
ほくちょす(プロフ) - あーかさん» あーかさん、コメントたくさんありがとうございます(泣)本当に嬉しいです！！！頑張りますので楽しみにしていてください！！！ (2020年9月6日 20時) (レス) id: 24cdb25505 (このIDを非表示/違反報告)
あーか(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！コメントも返信頂いたりまた康史楽しみにしてます (2020年9月5日 21時) (レス) id: d884be00f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくちょす | 作成日時：2020年9月5日 21時
