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北「A、いつもはもうちょい甘えてくれるのに」
「そんなことないもん」
北「バイト先行ったらすぐ寄ってきてくれたりさ」
「気分」
北「今日は気分じゃないの？」
「今日はそれどころじゃないの！」
北「なんで？」
「北斗くんがかっこいいから！」
また褒めてくれたって喜んでる呑気な北斗くん
どこに入るわけでもなくうろうろしてたら
北「今日はAが余裕なさそうに見える」
「ん？」
優しく微笑みながらそう言う
北「いつもは俺が樹とか慎太郎に取られないように目が離せなくて余裕ないのに」
って相変わらずのワンコな笑顔
「北斗くんはいつも大人な雰囲気感じるよ？」
バイトの後輩の山本くんも言ってたって
さりげなく言ったら
北「ほら、その山本くんも」
眉尻下げてふにゃって笑う
北「Aは鈍感だからなぁ」
って前を向き直して歩いてく
たまに北斗くんって儚い顔するから自分の前から消えちゃいそうで怖くなる
大好きな人が自分のことをこんなに好きでいてくれるなんて
幸せすぎていつか急に崩れるんじゃないかって
歩き出せずに
北斗くんの背中を見つめる
北「あれ、、、A？」
キョロキョロしてから振り向いて
歩き出さない私を呼んでる
なんかわからないけど走って北斗くんの隣に追いつくとぎゅっと手を握った
北「ん？」
北斗くんの目を見つめると
北斗くんはふわっと笑って繋ぐ手に力を込めて
優しく頭を撫でてくれた
その後もうろうろしてたら
北「あ、もう７時前だね」
「花火の前も海辺をちょっと歩きたい！」
北「じゃあそろそろご飯食べようか」
ご飯も食べて私のアイスティーと北斗くんのカフェオレを手に海辺を散歩する
「いつぶりの海だろうって思ったらこの間の旅行で海入ったね」
北「そうだよ、あの時勝手に水着着て泳ぐからほんとに焦ったんだから」
８時前になって良い感じの場所に座って花火が始まるのを待つ
北「A」
ふと名前を呼ばれる
なに？って聞いたらニコニコしてからかばんをガサゴソ漁り始めた
北「これ」
綺麗にラッピングされてる小さな箱を渡された
開けてみて、と促され開けてみると
「え、、これ、琉球ガラスのピアス！」
国際通りのお土産屋さんで気になってた青い琉球ガラスのピアス
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ほくちょす(プロフ) - なおさん» なおさん！コメントありがとうございます！！そんな、、、とても嬉しいです！(泣)ネタ切れも感じられるんですけどもっと書けるように頑張りますので楽しんでください！！ (2020年9月22日 12時) (
レス) id: 24cdb25505 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - すごく面白くて一気に読んでしまいました！更新楽しみにしています^ ^ (2020年9月21日 2時) (レス) id: 443137e2da (このIDを非表示/違反報告)
ほくちょす(プロフ) - あーかさん» あーかさん、コメントたくさんありがとうございます(泣)本当に嬉しいです！！！頑張りますので楽しみにしていてください！！！ (2020年9月6日 20時) (レス) id: 24cdb25505 (このIDを非表示/違反報告)
あーか(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！コメントも返信頂いたりまた康史楽しみにしてます (2020年9月5日 21時) (レス) id: d884be00f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくちょす | 作成日時：2020年9月5日 21時
