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優しくなんかない ページ39

『ここは?』

「鬼殺隊本部だよ」

「夢凛が帰ったことをお館様に
伝えないといけないからな」

『…』

お館様って誰だろぉ

しばらく廊下を歩き

「お館様、時透です」

「入っておいで」

「失礼します」

この人、顔に傷?なんだろう…

「夢凛入っておいで」

『失礼…します…』

「まず無一郎、有一郎、天元、炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子、夢凛を見つけてくれてありがとう」

「次に夢凛…夢凛は鬼殺隊の記憶がないんだってね」

『はい』

「じゃあ一つ聞きたいことがあるんだ」

『??』

「鬼をどう思う?」

『………』

鬼は…私の家族でもある…だけど

人を食うことは出来ない

『鬼は…鬼は私の家族でもあります』

「「「!!!??」」」

『確かに人を食うことは許せません
だけど…だけど鬼のみんなは鬼になりたくて
なったわけじゃありません確かに自分から
無惨の血をもらいに行く人は普通にいます…
だけど、それは嫉妬、憎しみ、恨み、悲しみなどの
感情から鬼になるという結論が出てしまった…
そんなことが少ないわけでもありません……
私には鬼の恋人がいます』

「「「?!!!!!」」」

『その人は最初の日の呼吸の使い手の兄でした
弟の才能に嫉妬し鍛錬を積み重ねました
きっと努力は報われるそう思って…
だけどある日、弟が出家をすることになりました
日記を兄は読みました今は亡き母のものです
弟は母離れが出来ていないと思われていました
理由はいつも母の左にくっついていたからです
けれど日記には母が病弱だから左を
支えていたと書いてありました
自分より才がある弟に嫉妬しました
そこでもっと強くなれる…そう無惨に鬼なれと
言われたのです……他にもそんな過去を
持っている鬼は多く存在します』


『本当は…本当は皆んな
報われたいだけなんですッ』

気がつくと私は大粒の涙を流していた

周りのみんなは私を心配している

「そうだったんだね夢凛…ありがとう教えてくれて
夢凛は本当に優しい子だね」

『…お館様』

「どうしたんだい?」

『私…………鬼殺隊に戻ります』

「えっ?!!今の流れはそうじゃないでしょ夢凛!」

「派手にどうした?」

『こう考えると早くみんなには報われてほしい
そうするには首を切らなければなりません
私が鬼を滅する!!』


こうして私は鬼殺隊に戻ることにした

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夢マロ(プロフ) - いつでも相談してください!!私達読者に!!自殺だけはダメです!! (2020年1月4日 20時) (レス) id: d085656264 (このIDを非表示/違反報告)
夢マロ(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください!! (2020年1月4日 20時) (レス) id: d085656264 (このIDを非表示/違反報告)
RYYM - るむさん» 教えていただきありがとうございます。今すぐ修正してまいります。 (2020年1月4日 19時) (レス) id: 264172f89f (このIDを非表示/違反報告)
るむ(プロフ) - すみません。上弦の雑談のところの鳴女さんの漢字が"鳴目"になっているんですが、正しくは"鳴女"だと思います。 (2020年1月4日 13時) (レス) id: 815f0f11e3 (このIDを非表示/違反報告)
RYYM - ミントさん…ありがとうござます!頑張ります! (2019年12月21日 20時) (レス) id: 264172f89f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RYYM | 作成日時:2019年10月14日 15時

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