名探偵コナン (ページ9)

今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:3,703 hit

8 ページ9

Aはキッドに詰め寄った

貴方「こそっ)ちょっと快斗っどういう事！？あんな入国の仕方聞いてないし

　しかも連絡は前日じゃなくてもう少し早くしてよね！！」

キッド「しゃ―ね―だろ、Aの電話繋がんね―しメ―ルしたけど既読もなし・・・」

なっ？とスマホを見せる快斗に何も言えなくなってしまった

キッド「まっしゃ―ね―か、次からは気をつけろよ？」

貴方「うなりがとうね快斗・・・」

ニコリと微笑むAから顔を逸らした

キッド「べ、別に男としてはと、当然のこと・・だろ///？」

貴方「照れちゃってかっわいいな―♪」

とこんな感じでじゃれ合っている快斗達を見ているコナンは咳払いをした

コナン「う、うんっ・・・おいいい加減離れろ」

殺気立ったコナンを見て、快斗は急いで離れた

キッド「うおっ」

貴方「？(もう少し快斗の髪の毛触ってたかったな・・・)」

心の中でそう思いながら、名残惜しそうに手を離した

キッド「だ、だからト―ナメントのどさくさに宝石だけ頂いちまおうって考えてたんだけど、

　キッドとして入国するわけにもいかないだろ」

コナンはフラッグをちらりと見た

コナン「宝石を狙うだけだったら、俺達まで連れてくる必要はねぇだろ」

キッド「今回はちょっとばかり特別でな、ま、事情はおいおい話してやるよ」

Aにウィンクをすると立ち上がり、ケ―スのハンドルを引き下げた

貴方「そんな悠長なこと言っていいの？私たちを勝手に連れてきて、今頃博士や哀が・・・」

と詰め寄るAにキッドはかがんで顔を近づけた

キッド「その点ならご心配なく」

なぜかニヤリと笑う快斗、Aは嫌な予感がした

あの夜、蘭に変装していたキッドはコナン達を気絶させた後、博士にAの声で電話をかけた

のだ

キッド「あ？博士？私だけど、旅行先がシンガポ―ルから北海道になって私も新ちゃんも

　 Aとコナンのまま行く事になったからしばらく連絡できないけどよろしくね♪」

博士に電話しておいたことをAとコナンに伝えたキッドは、ふっと笑った

キッド「抜かりなしさ、あとこれ返しとくぜ」

軽く投げて渡たしたのはAのスマホと青いリボンだった