名探偵コナン (ページ11)

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キッド「お前達が入国できたのは、このス―ツケースのおかげなんだぜ？

　手荷物検査のⅩ検査も通さない特別仕様

　そして中には十二時間はもつ酸素発生器と長時間は言っても痛くならない極上の

　クッションが詰め込まれた優れもの、この意味がわかるかな、名探偵さん達」

ケ―スのハンドルを軽くたたいたキッドは、ニヤリと笑った

キッド「俺の手助けがないと、バスポ－トもないお前たちはこの国を出られない、日本に

　帰れなくなるってことだ」

コナンは何も言い返せず、悔しそうな顔をした

パスポ－トがない「江戸川コナン」と「及川A」ではどうすることもできない

蘭「いた、新一！」

逃げようとしたが、蘭と園子はもうすぐそばまで来ていて

蘭「すぐどっかにいなくなっちゃうんだから」

コナン達の後ろで立ち止まった

「「え・・・！？」」

園子「が、がきんちょ達じゃない！どうしてここにいんの！？」

園子に顔を覗き込まれたAはキッドの元に走り服の裾をつかんだ

蘭「コナン君、Aちゃん？」