番外編(1話) ページ9
別に本編の進め方が思い付かないから話数稼ぎの為の番外編だとかそんなのじゃ無いんだからね…
にわかなので口調分かっていない人は出てないか出番があまり無いです(𝙎𝙤𝙧𝙧𝙮)←
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三者side
とある日の朝の事
まだ日が登りきらない薄暗い時刻
魔法局では神覚者を集め会議が行われていた
内容は翌月に向かえた留学生についてである
鎖国政策で有名なお国からの唐突な留学の迎え入れに対応しろという無茶な要求により、急ぎの仕事が増え各々差はあれど怒りを隠しはしなかった
レナトス「今の今までよぉ…こっちからの要求に応えたこと無かったのに、あっちからの要求には応えろとかさすがに無くね?」
カルド「そもそも何故急に留学生を出そうと思ったんでしょう…あそこの鎖国ぶりは言わずもがな。こちらの情報は取りに来るものの、あちらの情報を一切渡すことは無い姿勢であったというのに…」
ソフィナ「…それだけならまだしも…肝心の留学生についての情報もひどく曖昧な内容で、はっきりとどういう人物なのか分からないのも問題ね」
オーター「……唯一はっきりと出された情報は…とても優秀な魔導士だと言うことのみ」
レナトス「その優秀ってのもどこの基準で言ってんのかねぇ……」
ツララ「…優秀って事は、少なくとも2本線って事なのかな……うぅ…寒い」
ライオ「……いや…どうだろうな。こちらの情報は徹底して取りに来るお国だ…ここでの優秀の基準はよく分かっているだろうな……それを加味して尚優秀と称した」
ソフィナ「……3本線の可能性があるということですか」
レナトス「おいおい冗談だろ?ここでも3本線なんか滅多な事じゃお目にかかれねぇんだぞ」
オーター「だが可能性が無いわけじゃない…そもそもあの国について私達は何も知らない」
カルド「あちらでは3本線が通常の可能性だってあるかもしれないって事だね……」
ソフィナ「……はっきりと無いと言えないのがもどかしいですね…あの国についてはどの本を見ても何処にも載っていない……地図にすらも」
ツララ「実際に箒で遠目からだけど見た人が居なければ存在だって分からなかった国だもんね……」
カルド「僕達も調査と事実確認の為に行きましたね…周りを囲む塀と上級の阻害結界により中の確認は出来ませんでしたが」
アギト「…あれだけ強力な結界が貼れるのなら攻撃も強力でしょう……是非とも私に撃って欲しい…」
レナトス「いや真面目に死ぬぞお前」
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作者名:まゆ x他1人 | 作成日時:2024年3月20日 19時