〜destiny〜【Fuma.K】２

５１ ページ4

〜



勝利「相談って何？」



唯「私、要領悪くて…

ねぇ。飲もうよ。少しならいいよね？
私、愚痴りやすいし(笑)」







.







勝利「社会人になると色んな人と上手く接しないといけないしな。
苦手な人も避けれない。」




唯「そうなんだよねー。さすが勝利。話が分かるわー。

すみませーん。
ビール追加お願いします。」





勝利「唯。飲み過ぎだよ。」




唯「勝利も飲もうよー。(笑)」









.








唯「勝利。勝利。帰るよー。」



勝利「ん。…zzz…眠い…」






唯「…帰ろ！私の家に…。ねっ…勝利。」







.








.







唯「勝利ー。着いたよ。」




勝利「ん？？ここ何処？」





私の部屋だよ。

めっちゃ飲ませちゃったね(笑)…。
勝利…朝起きたらビックリだね。

学生の時からすぐに酔っぱらうし、記憶も何度も失くすし…(笑)







唯「………勝利…好きだよ。
勝利、抱いて。彼女だと思って抱いてもいいよ…。」









.









勝利「……えっ……どうして…………なに？」




隣には唯が眠っている。２人とも何も着てない……






まさか…シテないよ。うん。




………。






ベッドの下には散乱した服と……アレが入っていた袋が……。






………。









唯「おはよう〜。勝利。」




勝利「どうなってるの？記憶無くて…。」



唯「ﾌﾌﾌｯ…。勝利は私を抱いたの。

彼女の名前を呼びながらね…。Aさんって言うんだ。

Aさんってアシスタントの子だよね？
今度会った時、私、まともに顔見れないかも………ﾌﾌﾌｯ。」







勝利「…唯…。ごめん…。」




唯「謝らないで。
私、幸せだった。

大好きな人に抱かれたんだから。

ねー。私と付き合わない？
彼女と別れて。」






勝利「……。唯…。確信犯だな…。」





唯「そうよ。どうしても勝利を手に入れたいから。
手段はなんでもいい。
今すぐに別れてって言わないけどね。」






勝利「俺は彼女が好きなの。

ごめん…唯…忘れてくれ…。」




唯「……忘れてほしいの？考えておくね…(ﾌﾌﾌｯ)」






.

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←５０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す