〜destiny〜【Fuma.K】

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〜



部長「石原さんちょっと来て。」


部長「菊池専務が新規の仕事をすることになってね。
アシスタントに石原さんを
指名してきたんだ。

菊池専務はアメリカでインテリア仕事をしてるから、今後の石原さんのためにもなると、思うんだけど。

やってみないか？」



『部長。私でいいんですか？』


部長「専務に付いて仕事ぶりを見てこいよ。」


『分かりました。』


部長「さっそくだが、菊池専務のところへ行ってくれ。」


『今からですか？』


部長「お呼びだ。」





．





〜トントン〜


『失礼します。』


風磨「お疲れ様。そこに座って。」





風磨「部長から聞いているかと思うけど、社長の知り合いの会社のショールームのデザインを頼まれた。

石原にはアシスタントとして意見を言ってほしい。
今、抱えている仕事を優先してもらってかまわない。
時には厳しい事も言うが大丈夫か？」


『お願いします。』


風磨「じゃあ、この資料に目を通しといて。明後日、先方とアポが取れたから行けそうか？」


『分かりました。』





．






菊池専務…。大阪で会った時とは違って、いつも厳しい顔をしている。

毎日、戦っている。

専務は、まだ若い。私の２つ上。

次期社長として背負う物も大きい。




私で大丈夫かな…。




〜




勝利「ただいま〜！遅くなってごめん。」


『お帰りなさい。夕飯は鍋にしたよ。』


勝利「キムチ鍋だ！旨そう。早く食べたい。」


『早く着替えて！』




なんか新婚みたい。


勝利はわたしと結婚を
考えているのかな…。


．

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