〜destiny〜【Fuma.K】

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風磨「本当に悪いって思っているなら、俺の言うこと聞けよ。」



風磨「今日は土曜日だから、俺に付き合え。
出掛けたいところがあるんだ。」




『…分かりました。一度家に戻ってもいいですか？
シャワー浴びたいし、服だって…。』



風磨「俺んちのシャワー使うか？」ﾆﾔﾘ



『えっ///。帰ります。』






〜






『何処に行くんですか？』



風磨「着いてからのお楽しみ。」



『別に楽しみにしてないので。』



風磨「うぁー。その言い方ショックだわ。」





．






風磨「到着〜！」



『あっ…綺麗な海。キラキラしてる。』


初めて見た景色だった。

太陽の日差しがキラキラして
海に雪が降っているよう。




『菊池専務〜早く海の近くに行きましょうよー。』



風磨「ハハハッ！はしゃぎすぎ(笑)」



『菊池専務〜！こっちこっち(笑)』





波の音、海風

私のモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。


菊池専務…きっと私の事を気遣ってくれたんだ。





風磨「疲れたから休むわ。」



『体力無いんだ(笑)。』



風磨「はーっ。お前の相手に疲れたんだ。」





．






『専務…ありがとうございます。連れてきてくれて。』



風磨「俺が来たかったから。たまには付き合えよ。」



『無理です。他の人をあたって下さい。』



風磨「キッツー。凹むわ。」









『専務の髪の毛にゴミ付いてますよ。取りますね。』



菊池専務の前髪に手を伸ばし…








えっ…



『何するんですか…。専務。』



風磨「隙あり(笑)」



．

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