コーヒーブレイク〜First Love【Fuma.K】２

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放課後、パンフレットの撮影が、あるため職員室へ…
一緒に撮影する男子と中庭や校門でひたすらシャッターを押していた。
プロのカメラマンに撮ってもらい楽しかった！
学校から帰る子にジロジロ見られて恥ずかしかったけど…









勝利「風磨君、Aさん可愛いですね。
様になってるし！
パンフレット載ったらモテモテじゃん。」


風磨「…。」


勝利「風磨君まだコクらないの？」






〜風磨side〜

図書室の件以来、土屋に誤解されている。
あきらかに土屋は俺を避けてる。
俺も多分コクられたであろう土屋を避けている。

体育館からは、撮影しているのがよく見えた。
彼女はメチャクチャ綺麗だ。
これを機に、土屋は人気が出るだろう。
男子も寄ってくる。
早くコクってスッキリしたい。

正直、ここまで好きになると、フラれるのが怖い…。
俺らしくない。
自分自身に苛立っている。




.









〜




『おはよ…。』


女生徒「Aちゃん。昨日、めちゃめちゃ可愛かったよ〜」


『えっ///』


男生徒「部活入ってないよね？放課後カラオケ行かない？」


『でも///』








風磨「……。土屋…。
母さんが、今日学校終わったら、バイトに来れないかって…クッキー詰めてほしいって…」


『…うん。分かった。』


風磨「連絡しとく…。」


男生徒「風磨ん家でバイトしてるの？ズルいぞ。」


風磨「……。」






みんなに話し掛けられて、恥ずかしい。
私自身は何も変わってないけど、私を見る目が変わった。
戸惑っちゃうよ。。




．





『こんにちは〜』


「Aちゃん。ありがとう。急に注文が入ってね。
助かるわ！」


マスターが焼くクッキーは絶品で、私もお土産に持って行くと喜ばれる。クッキーの匂いに癒されながら袋に詰めていく。



「お疲れ様〜 明日もお願いね。タイチ君送ってってね。」


『失礼します。』



今日はまだ菊池君は帰ってきてなかった。
私はホッとしていた。
会いたくないわけではない。
何を話していいか分からない。
明日は自転車で来て、一人で帰れるようにしなくちゃ




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