コーヒーブレイク〜First Love【Fuma.K】２

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風磨「知佳、土屋どうした？」


知佳「頭が痛いって…寒くなったしね…。」


風磨「そっか。」


知佳「…」
　なるほどね…









『知佳〜戻ったよ〜。』


知佳「もー心配したよ。」


『お腹すいたよ〜お昼食べよ〜』


知佳「A、今日買い物付き合ってくれないかな？コスメ買いに！
」


『いいよ〜！』







.






『このリップ知佳に似合うと思うよ〜』


知佳「ほんと！マニキュアも欲しいな〜」


『健人先輩とデートの時に、こっちのマニキュアいいんじゃないの？』


知佳「…最近ね、喧嘩ばかりなんだ。だから会いたくないの。
私が好きな服着てくと
気に入らないみたいで、
あーだこーだ色々うるさいのよ。
他の男子と喋ってると不機嫌になるし…
健人君好きだけど…。
受験のストレスもあってかピリピリしてて…。」


知佳「受験終わるまで会うのやめようかなって…。会わないと自然消滅する可能性もあるし…。悩みがつきないよ…」



初めて聞く知佳の本音…。
最近、健人先輩の話をしなくなった。
仲が良いし順調だから何も言わないと思ってた。
私はアドバイスできるスキルが無い…。





『知佳達なら大丈夫だよ…。』


『いつまでも仲良くしてほしい…』


悲しくなってきた…


知佳『A…(泣)』


『(泣)…』



私達は店の中で人目なんか気にせずに泣いてしまった。
親友の恋愛を近くで見てきた。
付き合うって…難しいな…






買い物を終えてフードコートでジュースを飲んだ。


知佳「Aは風磨の事このままでいいの？」




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