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タプ「何でそう思うんだ？」
ジヨン「ヒョン俳優でしょ？顔に出すぎ。笑」
ちゃんと演技してよってふざけるジヨンは、俺のどんな表情を見たんだ？
たしかに自分でもあからさまな態度だったとは思うけど。
隣に座ったセラさんは、会長にも媚を売るでもなく、メンバー全員に気を配るでもなく。
俺にキラッキラの笑顔を向けてきたけど。
とんでもなく無愛想だった俺に気づいたのか。
この状況に至る。
タプ「まだAに口止めされてるんだ。」
ジヨン「何を？」
タプ「会長にも言うなよ。」
ジヨン「だから何を？そんなに深刻なの？笑」
下げた眉毛と反対に、左の口角だけを上げてふっと苦笑いしたジヨンの視線は、言葉とは裏腹に心配そう。
タプ「インターホンの件。」
ジヨン「ああ、夜中鳴らしてくるやつ？」
タプ「うん。あれな…犯人が…」
ジヨン「ちょっ、ちょっとストップ！」
“彼女なんだ。”
そこまで言い切らないうちにジヨンの言葉によって制された。
ジヨン「まさか…セラって子…とか言わないよね？」
タプ「…」
ジヨン「…マジかよ…。笑」
笑えねえって言いながら紫煙を燻らすジヨンは、これまた言葉とは裏腹に呆れ笑いっつーか。
少なくとも口角は渋く上がってる。
俺は火をつけただけのタバコが吸わずしてまもなく鎮火するのを眺めてた。
ジヨン「だからヒョンの隣なのかな。そこは偶然？」
タプ「知らねえ。」
もらったタバコなのに乱暴にそれを揉み消して。
視線を上げるとジヨンが心配そうに見てる。
ジヨン「会長には言わないつもり？」
タプ「まだ確信がないんだって。」
いや、確証はある。
だけど、信じたくないんだろ？
彼女は真っ直ぐな人だから。
俺が大切にしてる人たちが、まさか俺を傷つけるなんて。
俺が大切に思う人を傷つけるなんて。
俺だって信じたくない。
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めい(プロフ) - みぃさん» みぃさん、初めまして。最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。ご完読ありがとうございます。引き続き作品を作っていきたいと思ってますので、よければぜひお付き合いください。 (2016年12月26日 16時) (
レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。たぷさん素敵でしたぁ。いつもいつも楽しみに読んでます。続編も楽しみにしていますのでよろしくお願いします (2016年12月26日 15時) (レス) id: 909b2206f8 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まいこさん» まいこさん、こんにちは。今回はいわゆるTOPらしいTOPさんを描かせていただきました。続編や別のお話での構想も練っていますので、よかったらそちらの公開もお待ちいただけると嬉しいです。長いお話にお付き合い頂き、ありがとうございました。 (2016年12月26日 13時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - たかさん» たかさん、こんにちは。ご完読ありがとうございました。たかさんを少しでも幸せな気持ちにできたのなら本望です！続編も少し考えているので、大体の構想が出来上がったら公開しますね！その際はまたぜひお会いしましょう。 (2016年12月26日 13時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - お疲れさまでしたー！タプさん、最高に素敵な男ですね。私もバラの花を貰いたい(´Д` )結婚してからの生活、パパタプさんが見たいです！続編待ってます！ (2016年12月26日 12時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2016年10月26日 8時
