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70.阿笠邸にて ページ33

哀「……今日じゃなくてもいいから、今度、阿笠邸(うち)に来て話さない?」

巻「もちろん!」

袖をキュッと握られてコテンと首を傾げる哀ちゃんに私は即答した。


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巻「……阿笠邸も相変わらず大きい家だな!」

こんにちは〜、いや、今の時刻は10時だから、おはようございますかな?
あれから二週間も経ってしまった。
最近更に事件が多すぎて非番がなかった。
本当に呪われてるんだね、この街!!
ちなみに陣平も道連れ(一緒に来てる)。


ピンポーン


巻「博士〜哀ちゃ〜ん、遊びに来たよ!」

陣平「よぉ」

哀『今開けるわ』

ガチャリ、という音と共に玄関までお迎えに来てくれた哀ちゃん。




巻「あれ?」

コナン「あは、巻さん……おはようございまーす」

中に入ると博士の横にちょこんと座るコナンくん。
……もしかしなくても組織の話、だったりして。

やだよぉ、非番の時まで事件の話したくない!



陣平「……」

陣平、哀れんだ目でこちらを見ないで欲しいな!?
陣平だって、新ちゃんとコナンくん同一人物って知ってる数少ない仲間でしょ!?





哀「早速だけど……」

嫌だ〜っ




哀「ギムレット……なんでしょ?」

巻「そうだよ」

彼女の質問にしっかりと答える。



哀「私の事誰だかわかってる?」

巻「志保ちゃんでしょ……」

そんなことわかってますよ、と視線を送るとホッと息をつかれた。


哀「工藤君から聞いたの、何もかも……。松田刑事も工藤君の保護者みたいなもんってことも、……お姉ちゃんのことも……」

陣平「……その事なんだが、」

巻「私が話すよ」

陣平の言葉を遮って私は言う。



巻「明美ちゃんは……生きてるよ。」

哀「……えッ!?どうゆうこと!?」

驚きを隠せない表情で私をみる哀ちゃん。

ふぅ、一から説明しなきゃね。

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哀「……ちょっと待って、整理させて。えっと、簡潔に言うと、琴音さんがお姉ちゃんなのね?」

巻「そうそう」

哀ちゃんが顎に手を当てながら必死に頭の中を整理している。


哀「というか、阿笠博士も工藤君もグルだったの!?教えてくれても良かったんじゃない!!」

コナン・博士「「……ハハッ」」

ぷりぷりとふたりに怒る彼女。

……初めてこんな志保ちゃん見たような気がする。組織から逃げ出せたからかな。

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ねこまんじゅう - やっとここまで読めました! (早く読めバカ野郎張っ倒すぞ) さすがまみこさん!(誰目線だよ) 長々と(?)書きましたが 返信くれたら嬉しいどす(?) ごめんなさいでした。 (2023年3月27日 17時) (レス) id: 0086e14aa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まみこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d0f1281f531/  
作成日時:2022年11月5日 0時

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