66.零くん ページ29
明美「名前……やっぱり、偽名使わなきゃダメなのかな」
巻「そうだね〜」
今、私たちはお菓子を食べながら明美ちゃんをどうするか話し合っている。
明美「このお菓子美味し〜っ!」
巻「でしょ〜?……で、話戻すけど、戸籍を零たちに何とかしてもらうから、名前は考えといてね!」
そう私は明美ちゃんに言って、口いっぱいにメレンゲ菓子を頬張る。
……ほんっとうに美味しい。
明美「今まで使ってた、広田雅美しか思いつかないなぁ……。えっと〜、“城崎琴音”……じゃだめかな?」
巻「いいと思うよ!零に言っとく!」
手元のメモ帳に偽名を書き留めると。
明美「……その“
明美ちゃんが心配そうに聞いてきた。
陣平「警察……だしな。それに、仲間だからよ!」
巻「陣平は警察学校で同期だったってだけだけど、仲良いし、信頼できる、良い奴だよ!」
零のことは、胸を張って明美ちゃんに自慢のように言っておいた。
明美「
巻「YES!本名は、降谷零っていうの!」
明美「ッ!?」
巻「……あっ、これ言っちゃダメだよ?」
今更ながらに口の軽さに気づいてしまう。
それでよく公安が務まるな!!って零に言われる……ひぃい〜!
明美「れ、零くん、、?
巻・陣平「「え?」」
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陣平「へぇ〜、零の初恋で、警察目指した理由の女性は、明美さんのお母さんってわけか。」
巻「(写真を見せてもらって)うっわぁ〜美人だね!」
明美ちゃんに詳しく聞くと、昔、明美ちゃん家……宮野医院に、零が遊び(?)に行っていたらしい。
巻「今度会える時喋ってごらんね」
陣平「巻に感謝しろよ〜?思い出話に花を咲かせられるのも、生きてるからだからな!」
明美「ッ……!本っ当にありがとう!!」
また明美ちゃんが泣き出したのは、また別のお話。
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ねこまんじゅう - やっとここまで読めました! (早く読めバカ野郎張っ倒すぞ) さすがまみこさん!(誰目線だよ) 長々と(?)書きましたが 返信くれたら嬉しいどす(?) ごめんなさいでした。 (2023年3月27日 17時) (レス) id: 0086e14aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まみこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d0f1281f531/
作成日時:2022年11月5日 0時