検索窓
今日:14 hit、昨日:20 hit、合計:24,192 hit

66.零くん ページ29

明美「名前……やっぱり、偽名使わなきゃダメなのかな」

巻「そうだね〜」




今、私たちはお菓子を食べながら明美ちゃんをどうするか話し合っている。



明美「このお菓子美味し〜っ!」

巻「でしょ〜?……で、話戻すけど、戸籍を零たちに何とかしてもらうから、名前は考えといてね!」

そう私は明美ちゃんに言って、口いっぱいにメレンゲ菓子を頬張る。
……ほんっとうに美味しい。



明美「今まで使ってた、広田雅美しか思いつかないなぁ……。えっと〜、“城崎琴音”……じゃだめかな?」

巻「いいと思うよ!零に言っとく!」

手元のメモ帳に偽名を書き留めると。




明美「……その“(ゼロ)”って、信頼できる人?さっきから気になってるんだけど……」

明美ちゃんが心配そうに聞いてきた。



陣平「警察……だしな。それに、仲間だからよ!」

巻「陣平は警察学校で同期だったってだけだけど、仲良いし、信頼できる、良い奴だよ!」

零のことは、胸を張って明美ちゃんに自慢のように言っておいた。


明美「(ゼロ)って、あだ名?」

巻「YES!本名は、降谷零っていうの!」

明美「ッ!?」

巻「……あっ、これ言っちゃダメだよ?」

今更ながらに口の軽さに気づいてしまう。
それでよく公安が務まるな!!って零に言われる……ひぃい〜!


明美「れ、零くん、、?宮野医院(うち)によく来てた……?」

巻・陣平「「え?」」


_______________
__________
_______


陣平「へぇ〜、零の初恋で、警察目指した理由の女性は、明美さんのお母さんってわけか。」

巻「(写真を見せてもらって)うっわぁ〜美人だね!」

明美ちゃんに詳しく聞くと、昔、明美ちゃん家……宮野医院に、零が遊び(?)に行っていたらしい。




巻「今度会える時喋ってごらんね」

陣平「巻に感謝しろよ〜?思い出話に花を咲かせられるのも、生きてるからだからな!」


明美「ッ……!本っ当にありがとう!!」

また明美ちゃんが泣き出したのは、また別のお話。

67.《明美の偽名・プロフィール》→←65.【重要な宣伝!!】《コラボします!!》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
170人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ねこまんじゅう - やっとここまで読めました! (早く読めバカ野郎張っ倒すぞ) さすがまみこさん!(誰目線だよ) 長々と(?)書きましたが 返信くれたら嬉しいどす(?) ごめんなさいでした。 (2023年3月27日 17時) (レス) id: 0086e14aa2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まみこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d0f1281f531/  
作成日時:2022年11月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。