62.宮野明美 ページ25
新ちゃんが幼児化してしばらくの月日が流れた。
蘭ちゃんのお家でなんとかやっているらしい。
……あれ、メッセージがきてる?
しかも昨日に来てたし……
私はすぐにメッセージを開くと顔を青くした。
そしてすぐに陣平を呼んだ。
巻「陣平!宮野明美ちゃんって、覚えてる!?」
陣平「あー、たしか、巻が前に潜入していた組織の末端……だけど、本人と妹は組織を抜けようとしているんだっけか?」
巻「そう!」
メッセージにはこう書かれていた。
《巻ちゃん、お久しぶり。宮野明美です。
今報道されている10億円強盗事件みたかしら?
あれ、実は私と協力者の犯行なの………志保と私を組織から抜けさせるには10億円を盗んでこいって言われてしまって…
でも協力者にお金を全て取られてしまったの……
私を逮捕しても何をやっても構わないから……お金を取り戻して、志保を守ってくれないかしら?
必ず恩は返すわ……志保を、助けてちょうだい………お願いね
宮野 明美》
《【追伸】
今日か明日、巻ちゃんのお家に相談に行ければ行くかもしれません…
(変装しているかもしれないので、わからないかもしれないです)》
陣平「……ッ。ヒデェ組織だな…」
巻「そうだね、、明美ちゃんをどうにか助けたいんだけど……どうしよう」
二人で頭を悩ませていると、
ピンポーン
インターホンが鳴った。
明美ちゃんかな?
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巻「……明美、ちゃん?」
そう聞くとこくりと頷き、にっこりと笑う女性。
巻「ッ、明美ちゃんなんだね。生きててくれて良かった…!」
泣きそうな顔をして言うと彼女は「こちらこそ、元気そうで嬉しいわ」と言ってくれる。
陣平「とりあえず、事情は聞いたから……とりあえず家入んな。」
巻「家で話詳しく聞くね!」
陣平と私は彼女を家に招き入れ、話を聞くことにした。
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明美ちゃんから何もかも聞いた。
ジンとウォッカと志保ちゃんと組織を抜けるために取引をした事。
10億盗まないと、志保ちゃんと一緒にずっと組織に所属しなければいけない事。
今、彼女は毒薬を作らされている事。
そして、姉妹二人は、諸星大……赤井秀一の件から命を狙われ始めている事。
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ねこまんじゅう - やっとここまで読めました! (早く読めバカ野郎張っ倒すぞ) さすがまみこさん!(誰目線だよ) 長々と(?)書きましたが 返信くれたら嬉しいどす(?) ごめんなさいでした。 (2023年3月27日 17時) (レス) id: 0086e14aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まみこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d0f1281f531/
作成日時:2022年11月5日 0時