７話 口出す立場じゃないけど ページ8
夢主side。
「はぁ？へぇー。Aはその物間って奴の事よく知ってるんだな。」
容赦なく顔を近づけてくる心操人使。
私は何で心操人使が怒っているのか分からない。
何とも言えなくて、おどおどしている私に心操人使は肩に手をかけ私を押し倒す。
それと同時に心操人使は口を開く。
「で？その物間ってやつが。好きなわけ？」
「........は？」
ナニイッテンダコイツ。
心配になり、心操人使のおでこに手をあてる。
その瞬間心操人使が目を見開いて私を見る。
「おい心操人使...｡お前熱か？」
「......は？」
よく考えたら顔も赤い。おでこも熱い。熱..？
熱中症！？！？
「おい心操人使っ！お前、熱中症か！？」
「え？は？」
マジかよコイツ.....大変じゃないか！！
私は心操人使を退かして日陰に移動させた。
屋上とは怖いものだ←
「お前何やってんだよ...？」
引きずられる心操人使は眉を下げ困ったような表情をしている。
「えっと...確か頭を上げると良いんだよな？」
「と言うか俺、熱中症じゃな....」
頭をあげようと何かを探すが何もない。
「くそっ....致し方ない。私の膝で我慢するんだ！」
「ひっ..膝っ！？」
心操人使の頭を私の膝の上にのせる。髪ふっさふさだなぁ...女子として負けた気がする。
「おい！A！！」
「トリートメントを使ってるのか....じゃない、何だ心操人使」
顔がさっきより赤くなっている心操人使。
お湯でも沸かせそうだなぁ。
「.....そのっ....年頃の女子が何やってんだよ！」
「うぇ？お前が女子を語るか」
起き上がる気配がない心操人使。やはり熱中症か....。
「A！！！！！！！！！！」
静かな屋上に私の名前を呼ぶ誰かの声がする。
騒がしい。とドアの方を見る。
......と、そこにいるのは取り乱している物間寧人。
「おお。物間寧人。こんにちは」
「あぁご丁寧にどうもっ！こんにちは！！
じゃなくて...ソイツ誰？」
ずんずんと進む物間寧人。すると心操人使を指差して聞いてくる。
「だとよ心操人使。自己紹介でもしてろ」
「..............」
目を瞑り無視を決め込む心操人使。
「おい。寝るな。」
話しかけると片目を開けてめんどくさい。と口パクする心操人使。
物間寧人を見るとものすごい目で見ていた。
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サク - 更新停止…頑張ってください!!次の更新楽しみにしてます!! (2021年12月10日 23時) (
レス) @page10 id: 49ff1671c6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 更新停止、、！こんな良作が、、もったいない！！次の更新楽しみに！待ってます！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: c9040eec38 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 更新停止…泣！！次の更新楽しみにしてます！！物間くんと心操くん可愛い！！そして、夢主ちゃんは神！！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 674992aea4 (このIDを非表示/違反報告)
陽己(プロフ) - 赤点生徒さん» あああああありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2019年3月20日 22時) (レス) id: 6f6a8ec9e0 (このIDを非表示/違反報告)
赤点生徒 - すっごく面白いですね！１話目読んですぐに高評価押しちゃいましたw更新頑張ってください！ (2019年3月20日 19時) (レス) id: 554fcce052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽乙 | 作成日時：2018年12月28日 11時
