1話【被害者】花村輝々 ページ1
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？！？」ﾃﾙﾃﾙﾃﾙﾃﾙ
平和な昼休みは男性の声で終わりを告げた。
自分は嫌な予感がし、声の主の元へ向かう。
声のした方は家庭科室だった。
家庭科室には数人の男女。
その中。私は大声で叫ぶ。
『事件ですか‼事故ですか‼それともセクハラですか⁉』
そう自分こそ
超高校級の警察官さ！
「あっ！Aっち！事件だべ！！」
自分の決め台詞を邪魔したのは葉隠。
焦っているのか葉隠の顔が青ざめている。
『....ふむ。事件現場はここですか。』
自分は調理室の中へ入るとそこには花村先輩がﾃﾙﾃﾙﾃﾙﾃﾙと震えている。
床には空の食器が.....
『花村先輩....何があったんですか？』
花村先輩はこっちをみるとAちゃぁぁぁぁん！！と叫び始めた。
「じっ実は！僕が作った食事が気づいたら無くなっていたんだ！！！」
成程。そう言うことか。
『料理は.....トンカツですか』
「君はトラウマをえぐっていくね！？」
なんだ違うのか、花村先輩によるエッグベネディクト、へぇーなにそれ、
まずは情報収集だ。
『...花村さん。エッグベテネが無くなったのはいつですか？」
「エッグベネディクト！！...確か....僕が罪木さんに味見をしてもらおうとおもって...」
〜回想〜
僕は作ったエッグベネディクトをもって罪木さんのいる保健室へ行ったのさ..
「やぁ罪木さん、僕の卵を食べてみないかい？」
「お断りしますぅ」
そう。フラれて帰ったら....
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」ﾃﾙﾃﾙ
〜〜終了〜〜
「って訳さ。」
話終わった花村さんは怒りに震えている。
『まずはここにいる人！全員に事情聴取だ！！！』
まず右側にいる小さな男の子、星先輩に話しかける。
『..星先輩。貴方はいつからそこに？』
そう聞くと星先輩はこちらをみやげ、千万か...と呟き話し出す。
「俺は花村が叫んだ時に偶然廊下を歩いてたんだ。」
星先輩がそう話す。
『成程。その時誰か怪しい人は見ていませんでしたか？』
そう聞くと！頭をかきながら答えた。
「....確か廊下を終里と弐大が爆走してて、それを石丸が追っかけてたな」
ほう。石丸くんに弐大先輩。終里先輩ね。画面の前の皆は！覚えておいてね！
続く (更新停止中)
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作者名：陽乙 | 作成日時：2019年1月13日 20時
