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二百二十話 ページ24

まぁ…木の葉丸は強いから

問題ないとして…

キリの腕は

一応本人に聞いとかないとね

「腕は大丈夫ですか?」

キリ「あぁ…」

この感じ…

ミツキ「桃華、大丈夫じゃなさそうだよ」

ボルト「…お前!」

はぁ…全く

本当にめんどくさい!

ミツキ「あるだけのトラップは仕掛けたよ」

ボルト「時間は稼げるな…」

私がキリの怪我を見ないといけないんだよな…

正直凄く嫌!!

だから結構痛くしています笑

理由は…分かるよねぇ♪

ボルト「辛かったら言わねぇと分からねぇだろ?」

キリ「すまぬ…これ以上お前達の
足手まといになりたくなかった」

「貴女は何でもかんでも一人で抱え込み
過ぎなんですよ…」

そのせいで私達に凄く迷惑しているからね

少しは他人に相談しろよ…

ボルト「お前…そんなに親父さんみたいに
なりたいのか?」

キリ「村を守るには父のようにならねばと…
そう…立派な人だった
その力も賢さも父に敵う者などいなかった
たった一人で敵に立ち向かい
たった一人で緑のほとりを…村の皆を
守り抜いた
数々の偉業を成し遂げた
父がいた時はその偉業で襲われる事は
なかったのだ…
緑のほとりでは代々世襲で村長を決める
しきたりがある
父の娘ってだけで私が村長となった
力不足なのは分かっている…
だからこそ!私が毅然となって物事に
当たらねば余計に皆に不安にさせてしまう
…と思って精一杯やってきたつもりだ
だが…結局この様だ
家族同然の皆を父のように守れていない」

キリの父親の事はどーでもいいし

本人の事も興味はない…

だけど…今ボルトの頭の中には

自分の構造とキリの構造が

頭に浮かんでいるんだろうね…

まぁ…似ているもの

私には…父がいないから

分からないけどね…

すると…

ドカーン!!

アイツが来たか…

トラップを仕掛けても

無傷とは…やっぱ一筋縄ではいかないね!

ミツキ「トラップなんかお構いなしだね」

ボルト「クソッ!すぐ出るぞ」

「それはダメ!ボルト」

ボルト「どうしてだよ?」

「このままキリさんをつれて逃げて
もし、追い付かれた場合…
私達だけでキリさんを守れない」

ボルト「じゃあ…どうする?」

「私に考えがある…
ミツキとボルト…そして私で
今逃げずにここで迎え討てば…勝てる!」

ボルト「!」

ミツキ「僕もやってみたいな♪
木の葉丸先生が言っていた三人の
チームワークって奴(^-^)」

ボルト「はぁ…仕方ねぇな
じゃあ!いっちょやりますか?」

よーし…頑張るぞ〜♪

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作者名:アスカ | 作成日時:2018年5月20日 19時

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