こわがり吸血鬼 ページ10
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あ、そういえばこうちょーに呼ばれてたんだった。レモンちゃん達ごめん！もういくね、さっきはありがとう！』
１限目が終わり2限目の教室に移動しているときに、私は致命的な忘れ事をしていた。
そう！それはウォールバーグ校長に呼ばれていたことである！
『っ、、最悪、さっきだってたくさん体力消費した、のに！』
いつもなら絶対に廊下を走らない私だが、今回ばかりは致し方無し。
校長に怒られなきゃ良いけど、、うっ、間に合えー！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾊﾞﾝｯ！
『すいませんごめんなさい申し訳ー』
反省の意を込めてスライディング土下座をかました。
ｳｫ「ほっほっほ、よいよい。突然ワシが頼んだことじゃ」
はあーよかった、、優しかったよ、、
ｳｫ「ところでAよ。最近は制御が利いているようじゃな。」
『はい！おかげ様で！私だってそりゃ、前みたいな騒動があれば少しは丸くなりますよ』
最近はこの薬のおかげでなんとかなってるけど…まあ、困ったときは仲間…がいるもんね。
この薬を飲み忘れてあんなことが起きちゃったわけだし。
『えーと、ご用件とは…？』
ｳｫ「ああそうじゃ、最近アドラ寮での深夜の抜け出しが多いようでな。そこで、A君には夜の巡回を頼みたいんじゃ。」
『え、いや無理ですよ。怖いの苦手ですもん、私。』
いやー検討させていただきたいですね。
ｳｫ「ほっほっほっ、逆になっておるぞ」
八っとなって慌てて口を塞ぐ。痛恨のミスである。怖いのが嫌なのは事実ですけどね！？
『ん、すみません』
ｳｫ「なあに、一人でとは言わんよ。そのために今回は助っ人を呼んでおるからな。」
一人ではないことに安心し、ホッと胸を撫で下ろす。
『で、その相方様は誰なのでしょうか！』
ｳｫ「それは＿＿＿あ、ちょうど来おったのぉ」
ｷｨ…ﾊﾞﾀﾝ
バッと勢いよく振り向き、その行動に後悔する。
『げっ…』
「げっ、とはなんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲリラ - 癒し〜更新ありがとうございます! (4月28日 9時) (
レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - 足蹴りイェーイ!fyinたち優しい〜 更新ありがとうございます‼️ (4月21日 19時) (レス) @page22 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - もちろんです‼️( ^ω^ )👍これからもよろしくお願いします! (4月17日 21時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
がらきょう - ゲリラさんコメントありがとうございます。こういうの良いですよね。もっと悶えちゃってください() (4月16日 19時) (レス) id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - きゃああああああrnssss...､こういうの良いよね^ - ^👍更新ありがとうございます!これからも読ませていただきます‼️ (4月14日 7時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
