血を貰うまでの命なりけり【MASHLE】

… ページ6

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『おお、ランス君流石！もっと高く飛んじゃえー』


ランス君はピュンピュンと澄ました顔で空を華麗に飛んでいる。


ﾗﾝｽ「ふん、当たり前だろう。これくらい出来て当然だ。…アンナ、お兄ちゃんは今箒で空を飛んでるぞ。いつかお前と一緒に箒に乗って町の＿＿…」


いつものアンナちゃんとの会話が始まってしまったので、レモンちゃんの箒捌きを見に…行こうと思ったがもう乗り終わっていた。
早くない？

フィンくんはドット君とやっていたのでマッシュ君のを見ることにした。


『よし、マッシュくんの番だよ。頑張れ。』

魔法を使わないでどうやって攻略するのか、、、


ﾏｯｼｭ「ふん」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

そういうと空を飛ぶことに成功していた。
なんか足がきもい気がするけど気のせいかな。うん、気のせい。


ﾚﾓﾝ「飛んでいる姿も素敵です、、はあ、かっこいい…！」


いや、かっこいいとは言いがたいよ？
よし、私の番か。頑張ろー


『みんなに負けないぞー』

いつのまにフィン君たちも乗り終わったのか集まっていた。


『よいしょ。おわー！高い…怖い…！』
でも意外と飛べたので調子に乗ってもう少し高く飛ぼうとしたとき、ドゴーンという震動と共にバランスを崩した。これは、ランスの魔法、、？



『ひっ…どわぁー！』



そのまま一直線に落ちていく。
目をギュッと瞑る。あ、ヤバい死んだ＿＿＿







ﾏｯｼｭ「おっ…と、よかった無事で」

『ん、痛…くない？あれ、マッシュくん？』

衝撃を感じなかったのでゆっくりと閉じていた目を開ける。
そこには珍しく額に汗を滲ませたマッシュくんが私をキャッチしていた。




＿＿＿＿＿＿
少し長くなると思います。

作者

甘さ控えめホイップ味→←箒の達人、、？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す