優しい年上 ページ12
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少し時がたち、就寝前＿＿＿
ﾚﾓﾝ「Aちゃん！寝る前に聞きたいんですけど、Aちゃんの好きなタイプってなんですか？」
『んー、考えたことも無かったなぁ…どうだろ』
布団にくるまりながら真剣に自分のタイプを考える。
えー？なんだろ。血をくれる人、とか？…うんだめか。
『んーとね、特にないけど一つ挙げるなら、年上…とかかな』
同年でも年下でも結局は好きになったら関係ないけどね。
すると、ﾚﾓﾝちゃんはもしかして…と頬に手を添えながら言ってきた。
ﾚﾓﾝ「それってもしかして…フィンくんのお兄さんってことですか！？」
『うん、違うよ？てか、ボリューム下げて…！』
ﾚﾓﾝ「良いですねぇ…私は全然応援します！(他の人達がどう言うかはわかりませんが…)」
この後、レモンちゃんの誤解を解くのにめちゃくちゃ時間がかかった。
『ふぅ、レモンちゃん早とちり過ぎだよ…』
レモンちゃんはもうすでに寝ていたので、私はゆっくり布団から出る。
『やべ、大分遅くなっちゃったな。急がないと』
朝、マッシュくんと交わした約束を守るべく、片手に期間限定シューを持ち部屋を出た。
〜廊下〜
『うぅ…暗い、怖い、いやだー』
マッシュくんの部屋、意外と遠くて泣きそう。
身を潜めながら歩いていると、後ろからｶﾂﾝ、ｶﾂﾝという音が聞こえてきた。
「おい、そこにいるのは誰だ…」
あ、死んだー。お願いします、とりつくのだけはどうかお止めください…！
最後のあがきでしゃがんで顔を伏せていると、
ガッと顔を上にあげられた。自然と私がその人を見上げる形になる。
「おい、大丈夫かって…泣いてるのか」
『うぇぇ…れいんぜんばいぃ』
そこには、馴染みのある顔の彼がいた。
温かい大きな手に包まれていて、安心したのかより涙が溢れてきた。
『もう、私殺されちゃうかと…おばけかと思いました…』
そういうと彼は変わらない表情で何も言わず涙を拭いてくれた。…やっぱ優しい人だ。
そのあと、レイン先輩はしばらく慰めてくれた、厳密にはただ頭を撫でてくれてただけだけどね。後なんかハンカチくれた、うさぎさんの。
ﾚｲﾝ(うさぎみてぇ…)ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
Aが落ち着いた後、すっかり忘れていた夜の見回りを仲良くしたのだった。
『レイン先輩ーおいてかないでぇ…！』
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ゲリラ - 癒し〜更新ありがとうございます! (4月28日 9時) (
レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - 足蹴りイェーイ!fyinたち優しい〜 更新ありがとうございます‼️ (4月21日 19時) (レス) @page22 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - もちろんです‼️( ^ω^ )👍これからもよろしくお願いします! (4月17日 21時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
がらきょう - ゲリラさんコメントありがとうございます。こういうの良いですよね。もっと悶えちゃってください() (4月16日 19時) (レス) id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - きゃああああああrnssss...､こういうの良いよね^ - ^👍更新ありがとうございます!これからも読ませていただきます‼️ (4月14日 7時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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