無機質な戦の神 ページ11
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『いやー、ご無沙汰してますー…＿＿＿＿
レイン先輩…』
そこには、何かの書類の山を持ったレイン先輩がいた。
思うんだけどこの人ずっと虚無だよね()
ﾚｲﾝ「ジジイから話は聞いたのか」
『はい何か、かくかくしかじからしいですね。えー…校長その任務承りました！私はお暇しますーでは！』
何か怖そうな方で、少し苦手意識があったので早足で横を通りを過ぎる。が、腕を捕まれ止められてしまった。
『っ…』
ﾚｲﾝ「おい、まだ話は終わってない」
止めないでくれよー！なんて受け答えすればいいの？！
『あー…えと、もう授業始まっちゃうんで、また今度で！今日も今日とてかっこいいですね、では！』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
少し掴みが緩くなったので腕を振りほどき、猛スピードで駆けた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『ふう、ごめんなさいレイン先輩。いい人なんだろうけど…』
それにしても、力強いなあの人。
ワイシャツの袖を少し捲って、無数の深い傷痕のついた腕を見つめる。
流石にピンポイントでここ掴まれるとは思わないじゃん？また手当てしないとかー
あ、これ薬を飲み始める前に血の欲しさ故に人に噛みつかないようにしてただけだからね？そういうのじゃないよ！？
袖をもとに戻し、走った後なので息を整えながら歩いていると、先の方にレモンちゃん達が見えたのでまた、ダッシュで向かった。
＿＿＿Aが居なくなった後＿＿＿
「(…あの様子じゃ夜には忘れてそうだな。仕方ねぇ、迎えに行くか…)」
廊下を歩きながらさっきジジイが言っていたことを思い出す。
ｳｫ「Aくんは吸血鬼という類い稀なる存在じゃ。最近も、薬を大量に服用することで我を抑制しておるようじゃ。」
だから、俺にアイツが困った時の頼れる存在になってほしい、とジジイは言っていた。
「…そんなこととっくにわかっている……」
さっきだって腕を掴んだとき少し痛がる素振りをしていた。…恐らく抑制するための一つの方法なんだろうな。
何故か守ってやりたいと、そう思っていた。
静かな廊下の途中、歩く足を少し早めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
全然不穏になりませんよー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲリラ - 癒し〜更新ありがとうございます! (4月28日 9時) (
レス) @page24 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - 足蹴りイェーイ!fyinたち優しい〜 更新ありがとうございます‼️ (4月21日 19時) (レス) @page22 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - もちろんです‼️( ^ω^ )👍これからもよろしくお願いします! (4月17日 21時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
がらきょう - ゲリラさんコメントありがとうございます。こういうの良いですよね。もっと悶えちゃってください() (4月16日 19時) (レス) id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - きゃああああああrnssss...､こういうの良いよね^ - ^👍更新ありがとうございます!これからも読ませていただきます‼️ (4月14日 7時) (レス) @page21 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
