だって ページ3
私は佐藤椿
この私の前を歩く露野詩伊奈と同じ転生者
私の転生先は「サトウ家」という超お貴族様の家らしく初等部のころから通っていて内部進学者
相部屋はレモンちゃん
先ほど話そうと誘われて、外に面する廊下を歩いているところだ
そこで、聞こうと思っていたことを口に出した
「ねえ詩伊奈？」
『なんだい？』
こちらを振り返る詩伊奈
相変わらずの笑顔だ
「さっきの一家行方不明さぁ…君の仕業だったりしない？」
言われた詩伊奈は恍惚とした笑みを浮かべながら笑っていた
うっわあ……
『さっすが我が大親友！！そうそう、あの一家行方不明は私の仕業だよ。因みになんでわかった？』
「まず一つ、お前に幼いから、という理由で犯行不能、というのが通じないから。それは詩伊奈が転生者だから。そして幼いうちに、自分に疑いがかかるはずのない年齢の時に、行動を起こした。違う？」
『正解！あとは？』
「君はずっと、家族に執着がなかった。スト世界でも親を人質に取られたとき、お前は親を見捨てた」
『そうだねえ。君相手には簡単すぎたね』
そういいながらもにこにこと笑う詩伊奈
家族に対する価値観が違いすぎるから、ここら辺の話は詩伊奈と合わない
私は家族が好き
詩伊奈は何とも思ってない
「なんで、殺したの？」
『私は殺してない。なんで、かは私の今世の座右の銘！』
「座右の銘……？どんな……」
ニコッと笑って詩伊奈が言う
『荷物は荷物になる前に捨てよう！』
「うっわあ……」
『全員1本線だったしね』
「それでもさぁ………」
言おうと思った言葉は形にならず空中に溶けた
『それに、――――――――』
？
「何か言った？」
『何も』
「……じゃあこの話は終わり。情報共有でもしようか」
『そうだね！』
＿＿＿
『それに、私の家族は君の家と敵対してたから』
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霞草(プロフ) - 柳 凉梛さん» 私が代わりに返信します。コメントありがとうございます！励みになります！ (3月3日 23時) (
レス) id: bf2bd1b5e3 (このIDを非表示/違反報告)
柳 凉梛(プロフ) - わぁ！！神作品！！こんな作品を見逃してたとは...！！続き待ってまーっす！！ (3月3日 20時) (レス) id: ed2f72bd73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三斗 x他1人 | 作成日時：2024年2月29日 19時
