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「それでは最終試験を始めます。最終試験は一対一でのバトル!ルールは簡単。相手が降参、または気絶させれば勝利となります。それでは第一試合と参りましょう。マッシュ・バーンデッド、マーガレット・マカロン!」
「(頑張れマッシュくん。マッシュくんの未来のために。マッシュくんのおじいちゃんの未来のために)」
「(イーストンの長い歴史の中でも類稀なる才能、マーガレット・マカロン…最後の山場じゃぞ、マッシュ・バーンデッド)」
「申し訳ないけど、これ以上先には進めなくなるわね。アタシを楽しませるというアナタの天命を存分に果たしなさい、マッシュ・バーンデッド」
「笑止千万」
「それでは第一試合を…」
「あっすみません。運動前のエネルギー補給を」
「あら奇遇ね。アタシもいいかしら」
マッシュはシュークリームを、マーガレットはエビフライを取り出した。
「ディップ!ディップ!ディップ!ディップ!」
「そんなにタルタルソースつけたら、エビフライの味が分からなくなるんじゃ…」
狂ったようにタルタルソースを付けまくるマーガレット。
心配の様な引いたようなマッシュにマーガレットは返した。
「何を言ってるの?タルタルソースにエビフライをつけてるの。エビフライはタルタルソースを美味しく食べるために存在してるのよ?」
「目がイッちゃってる…強敵の予感」
「…カルドさんも似たようなこと仰ってましたよね」
「え?どういう意味ですか?いつでしょう?」
「これだから“味覚”残念系イケメンは…」
味覚を強調したA。
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ろぉぜさん@リアル多忙につき低浮上(プロフ) - 続編、楽しみに待ってます!! (5月7日 17時) (レス) @page50 id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)
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