検索窓
今日:131 hit、昨日:302 hit、合計:17,883 hit

3 ページ4

神覚者2人は杖を持った手に力が入る。

「(フォースは一年生で唯一マギア・ルプスにいる神童。終わったわね)」

ピンク色のツインテールの女子が思ったすぐ後。

2人の固有魔法が放たれる。

一瞬にして吹き飛ばされる緑髪の男子。

「(くそ…何が起きた?この僕の魔法が一瞬で…)何でお前らが!神覚者!レイン・エイムズ!A・エイムズ!」

名を知らない男に呼び捨てされたのが嫌なのか、少しきゅ、と眉をひそめ、口を固く結ぶA。

「(神覚者レイン・エイムズとA・エイムズ…オレらアドラのトップ…。にしても2人表情そっくりだな…)」
「(しかし神覚者と言えど同じ学生…何も動じる必要はない)そ、そうだ…少し話そう。お互い色々事情があるだろ!?」

神覚者2人の後ろに石の顔が浮き上がる。

「なあ!」

神覚者の2人に襲い掛かろうとするが、2人の刃系の固有魔法によっていとも簡単に斬られる。

「オレ/私に手間をかけさせるな。ゴミが」

砂ぼこりの中、2人が恨めし気に一人称以外が同じ事を言った。

そして降り注がれる刃。

「(…同じ学生…だよな…)」

あまりの実力差に緑髪の男子は圧倒されている。

「アドラに寝返るか、ひとまず」

ツインテールの女子がアドラ寮に寝返るくらいには。

「違う!これは仕方のない事なんだ!オレも逆らえなくて反省してる!許してくれ!」

そう懇願するが、2人の表情は一切変わらず。

「そうか。“反省している”だ?この世で最も重要なものは“言葉”ではなく“行動”だ。」

レインは緑髪の男子を踏みつける。

「レイン」

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ろぉぜさん@リアル多忙につき低浮上(プロフ) - 続編、楽しみに待ってます!! (5月7日 17時) (レス) @page50 id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:萩野千紗 | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年3月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。