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暗がりに、ほぼ同じ背丈の2人が並び、紙を眺める。

「『地下へ行け』だと」

Aが読み上げる。

「…オレが読めないと思っているのか?」
「いいや?単純に読み上げただけだが?」
「ソレを読めないと思っているからの行動じゃないのか」
「うるせぇな…ほら、地下早く行くぞ」
「「ディスクロズ」」

“ディスクロズ”。そう唱えると床がずれ、階段が現れる。

「人使いの荒いジジイだ」
「ジジイと言うな。校長だぞ」

小学生の姉弟のような会話だが、2人は高校生である。

「そもそも、本当に無邪気な深源(イノセント・ゼロ)の手駒が来ているのか?」
「来ていなきゃ先生も言わないでしょうが」

いつもより少し早い速度で歩みを進めるA。

焦っているのが見て取れる。

「おい、A。焦ってもいいことはないだろうが」
「そうだが…しかs「ごめん!ごめんドットくん!」

1人の少年の声に2人が反応する。

「フィン…?」

少し歩みを早める神覚者2人。

「1本線2人だからとやらせてみれば…何だこの様は。大体マトモにやりあう必要なんてないんだ、こんな奴ら」

緑の髪が特徴的な男子。

それをAは感情の読み取れない瞳で見つめていた。

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ろぉぜさん@リアル多忙につき低浮上(プロフ) - 続編、楽しみに待ってます!! (5月7日 17時) (レス) @page50 id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:萩野千紗 | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年3月18日 22時

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