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2人が示し合わせたように言葉を紡ぐ。実際は互いの足りない言葉を補い合っているだけである。
「まぁステキな演説♡でも…全然興味ないわ」
「(3本線の神覚者…しかも2人相手にこの自信…もちろんこれは傲りなんかじゃない。神覚者に興味はないと寮に寄付したが、マーガレットさんが去年上級生から奪った金のコインの枚数はその年最多の10枚。しかもハウリングサウンズは反撃の呪文を唱えればゲームオーバー…。(これがマーガレット・マカロンという圧倒的才能)」
「サウンズオーケストラ」
どこからかは分からないが、他の生徒も楽器を取り出す。
「あの…3本線とは2本線とどのように異なるのでしょうか」
「3本線になると2本線以上の魔力出力が可能になるが、もちろんそれだけではない。ついに眠っている本来の姿を呼び覚ますのじゃ」
「(ハウリングサウンズが発動することなくかき消された!?)」
「サモンズ・
「サモンズ・
_「つまり…杖に宿る神の力を呼び覚ますのじゃ」_
「(杖の形が変化していく。これが神覚者レイン・エイムズとA・エイムズに与えられた神の杖の称号、ソードケインとピースケイン)」
2人の杖が変形する。これが神の杖本来の姿だ。
「詰みだ」
「ブラックパルチザン」
「ブレイズオフピース」
マーガレットが防御する。
「サウンズシールド」
煙が晴れたときには、大きく抉れた地面だけが残されていた。
「レイン」
「…なんだ」
「私魔法自然管理局の局長なんだが」
「…」
真顔…いや、ポーカーフェイスで話す双子。
「まぁ…今回は正当防衛…せい…んー…まぁ、今回は見逃す」
「それで良いのかお前」
「お前とて私にとやかく言われたくないだろう」
「…」
「この話終わりな」
一段落ついたところで。
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ろぉぜさん@リアル多忙につき低浮上(プロフ) - 続編、楽しみに待ってます!! (5月7日 17時) (レス) @page50 id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)
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