【MASHLE】寝て起きたら異世界だったんだけど

18話 ページ20

Aside


スーパーなう

買うもの的に今日の夜ご飯のお使いとみた

豚肉ににんじん、ジャガイモ…
今日はカレーっぽいな

それにしても呪文はさておき固有魔法発現はめでたい
めでたいからたい焼き食べたい気分

この辺にたい焼きはなかったわ。無念

今思ったんだけど私の髪の毛緑なのって草属性に関係あるんじゃね？
あと痣の形も草っぽいんだよね！！

そういえば、この世界来たときも草原だったな

私、草に好かれすぎているのでは？？


そうこう言ってるうちにお使い終了
私ってばやっぱり有能


あれ！めっちゃ見覚えのある後ろ姿だな

『レイン、フィン！』

この時間帯に会うのめっちゃ珍しい

いつもは午前中に驚異的な遭遇率で会ってて、午後会うことないしな

てかなんかめっちゃ荷物持ってない？旅行？？


ﾚｲﾝ「Aか」

『その荷物どうしたの？どっか行くの？』


レインがいつも通りすぎてなにも気付かなかったけど

いつも可愛いオーラのフィンがとんでもない負のオーラ纏ってる…

大丈夫？
マツケンサンバ踊ろうか？元気になるよ？


ﾌｨﾝ「実は…もうここのところずっと母様と父様が帰ってこなくて………」

ﾚｲﾝ「親戚の所に預けられることになった。」


めっちゃ重い事情だった

ごめんマツケンサンバとかアホなこといって

家族の事情いろいろある人多くないか
マドル兄弟しかり

あれ、どっちも兄弟じゃん

『親戚の家ってどこら辺なの？』

近ければ驚異的な遭遇率の私らなら会えると思うんだよね

ﾚｲﾝ「少し遠い。今まで通りに会うことは難しいだろうな」

ﾌｨﾝ「え…Aちゃんに会えなくなっちゃうの？」

もしかしてレイン、フィンに全部伝えてないの！？

それか、私が忘れられてた説
そうなら泣いちゃうよ？

すでに会えない悲しさで泣きそうだけど

ﾚｲﾝ「A、フィン、そんな顔をするな。今まで通りには、だ。落ち着いたら会いにいけばいい」

ﾌｨﾝ「うん。そうする。Aちゃん。僕たちのこと忘れないでね」

『絶対忘れないから大丈夫！！』

まじで忘れないと思う。
すごい特徴的だし


ﾚｲﾝ「じゃあ行くぞフィン」

ﾌｨﾝ「うん…じゃあねAちゃん」

『元気でね！』


ここが漫画の世界だったら
あの兄弟絶対出てくると思うんだよ

次に会ったらもっと重い過去背負ってそうだな…

親戚問題…大丈夫か？？？

まあ考えてもしゃーない、帰ろ！！

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