【MASHLE】寝て起きたら異世界だったんだけど

10話 ページ12

Aside



お兄さんがいるのか…
この子かわいい系だし、お兄さんもかわいい系なのかな


ﾌｨﾝ「いただきます…ん、美味しい…！」


可愛すぎなのでは？
…誘拐しようかな


『君の名前なんて言うの？迷子センターに連れてってあげる』

ﾌｨﾝ「僕、フィン・エイムズって言うんだ」

エイムズ…？どこかで…

あ！！！レインエイムズか！！さっき聞いたばっかやん！！！
私の脳衰え始めた！？まだ早くない！？

ていうか髪の色で気付けよ私。目が節穴過ぎてたわ

この兄弟かっこいいとかわいいとか最強なの？
アイドルやれば？？推すよ？


『私、さっき君のお兄さんみたよ！』

ﾌｨﾝ「え！ほんと？」

『うん。食べたら一緒に行こ』

ﾌｨﾝ「なにからなにまでありがとう…！あ、そうだ、君の名前なんて言うの？」


私の名前を聞いてくれた人初めてかもしれない！！！
フィン君めっちゃいい人やあ…


『私Aっていうんだ！』

ﾌｨﾝ「Aちゃん、よろしくね！」


くそ可愛いかよ…私の癒やしにしたい


『フィン君弟にならない？』

ﾌｨﾝ「え！？弟！？」


ﾚｲﾝ「だめだ、俺の弟だ」


うわびっくりした、え？レインくん？いつの間にそこに？？？
あまりにも気配が薄くない？？急に出て来ないで？？


『だめか…』

ﾚｲﾝ「フィンが世話になったな、A」


え、私の名前ちゃんと覚えてたんだ…
そうかで話が終わったから、スルーされたものだとばかり思ってたよ…


『いやいや、君らが会えて良かった』

ﾚｲﾝ「フィン、帰るぞ、父さんと母さんが待ってる」

ﾌｨﾝ「あ、うん。Aちゃん、またね！」

『またね！』


っと、ワース君のところに行かないと





ﾜｰｽ「遅い！」

『ごめんなさい！！！！！』


ちょっと遅刻しました
人助けしてたんです！！！許して！！！


ﾜｰｽ「明日はさっさと来いよな」

あ、許してくれた。なんだかんだ優しいね！
ちょっと口が悪いだけで！


『明日も教えてくれるんだ、優しいね？？』

ﾜｰｽ「そんなことより、名前！」


え？そんなこと？私
の褒めってそんなことだったのね！！！(うるさい)

てかなに？名前？？

ﾜｰｽ「お前の名前だよ、昨日は間違ってたからさ…」

そういや教えてないな

いや教えようと思ったら師匠が帰ったんだよ

光よりも早い帰りだった
帰宅部エースになれるよ

『じゃあ改めましてAです！』

ﾜｰｽ「A、A…よし今度こそ覚えた。じゃあ今日も特訓やるぞ」

おー！

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