story-8 ページ10
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「ぁ、いや、クッキーはいらないです」
『あら、そう』
何かあげれるものあったかなーなんて言ってゴソゴソと自身が着ている服を探り出す目の前の人物
これで、でっかいシュークリームとか出てきたら欲しいけどまぁ、出てこないよね。
「ぁ…その代わり…友達になってください」
『え?友達?』
「はい」
僕がそう言った瞬間、一瞬だけ動きが止まった
やっぱりシュークリーム1つで友達になれ。は厳しかっただろうか。
2個にしとけば良かったか?
「後でプロテインもつけとk…」
『いいよ』
「…本当ですか?」
『うん、ただ…』
何かを言おうとする彼女
だが、少し考える素振りを見せたかと思いきや、いや、なんでもないと言い直した
まぁ、何はともあれ友達ができたぞ。
「わーいわーい」
『何か変な人いる』
ふむ。
変な人に変な人って言われたくないな
そう思った時、再び地面が動き出した
もう次の試験が始まるのか
どうやら次の試験はこの迷路を解くことがクリア条件らしい
ただし、たくさんの罠が仕掛けてあったりとただの迷路ではないみたいだ
先程、目の前に壁ができてしまい、彼女とは離れてしまった
せっかくできた友達だったのに。
かなしい
だが、ひとまずはこの迷路を解くことに専念するとしよう
「そういえば、名前聞いてないや」
ふと、彼女の名前を聞きそびれたことを思い出す
ここから出たら真っ先に聞くとするか。
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デンプン。(プロフ) - 睡眠不足さん» 睡眠不足様 コメントありがとうございます! 更新頑張りますね! (3月23日 17時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
睡眠不足 - 続き待ってます! (3月23日 15時) (レス) @page10 id: 6f6c8bad7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:デンプン。 | 作成日時:2024年3月18日 15時