story-3 ページ5
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『ぇ、きも』
これに関しては、ちょっと驚きすぎて女の子とは思えないような声のトーンで言ってはいけないような言葉を言ってしまった
えぇ…あの子、大丈夫?
確かに時間まで何をするのかはその人の勝手だけど、フリでもいいから魔法に関する本とかにしたらいいのに。
何かシュークリーム食いながらブツブツ言ってるっぽいし
てか、さっきから後ろでコソコソ怪しい人物動いてますけど大丈夫そうですか?
両手に紙で作ったような木とサングラスしてますけど、それ隠れれてないですよ。
そんな事を思いつつも、私の目は先程の筋トレ少年にいっていた。
どこかで見た事あるような気がするけど、あんな強烈な子一度見たら忘れないような気もするんだよなぁ…
うむむ…と1人で考えているといつの間にか試験開始時間が迫っていた。
おう、危ない危ない
職務放棄としてクビにされちゃう
そのまま窓から、よっこらせと脱出し杖をくるっと回転させて風の渦を作り出す
その上に乗りながら、下に向かう
警備っつっても怪しそうな人物はあの筋トレ少年と付き添い2名以外いないし、神覚者候補を隠れながら探すって結構だぞ…?
あの糸目野郎…
神覚者を選抜するの貴方の仕事なんだから自分でやればいいのに…
そう思ってため息をついた時だった。
突然、後ろから声をかけられた
「おい」
『うわ!びっくりした…
ぇ、誰ですか?』
そこには、水色の髪の毛をしたイケメンくんが立っていた
あら、アザが2本あるじゃないの。
現時点で、魔力量は申し分ないってことね
もう神覚者候補この子でいいじゃん
「…絆創膏持ってないか?」
『はい?絆創膏?
あぁ…ハンカチでいいなら…』
はい。と渡せば、それを額に当て始めるイケメンくん
一体どうしたっていうんだい?
てか、そのハンカチ
レインから貰ったやつだから、治癒魔法施してあるし何ならうさぎちゃんのハンカチなんだけど。
ちょっと恥ずかしいかも。
うさぎ、別に好きじゃないんだけどね。
「…助かった
妹の事を思いだしてたら、地面に頭をぶつけてな」
『は?』
こいつ、急に何言ってんの?
地面に頭ぶつけるってなに??
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デンプン。(プロフ) - 睡眠不足さん» 睡眠不足様 コメントありがとうございます! 更新頑張りますね! (3月23日 17時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
睡眠不足 - 続き待ってます! (3月23日 15時) (レス) @page10 id: 6f6c8bad7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:デンプン。 | 作成日時:2024年3月18日 15時