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story-20 ページ22










『クーはクッキーのクー』







こないだ買ったうずまきのクッキーを食べながら管理局の廊下を歩いていると、見慣れた金髪と黒髪の半分野郎が前から歩いてきた








『おー!レインじゃん!
何してんの?』



「犯罪管理局に用があってな」



『え?そうなの?
何かあった?』








世間を騒がせたような事件あったけ?


んー?と考えていると、レインは1束の資料を取り出して私に見せてきた




なぁに、これ

見たことあるような道具が載ってるね







「魔返しの鏡が、先週から行方不明なんだ」



『あら』



「犯罪管理局なら何か分かるかと思ったが、何も聞いてないか?」



『うん、特に情報は入ってきてないね
魔返しの鏡を使って何か行ったっていう情報もないし』



「そうか」








それにしても、魔返しの鏡が行方不明とは…

結構一大事ですな。



だって、あれって如何なる魔法もそっくりそのまま跳ね返す魔法具だったよね?




何だったけ。

相手の魔法が強ければ強いほど威力が増すんだったけ?




最恐の魔法具として危険視されてたやつだよね。







『誰か持ち出したんじゃないの?』



「可能性は高いだろうな
ただ、借用書を書かずに持っていくのは違反だ
ましてや、魔法局で管理されてる魔法具だ
勝手に持ち出せる奴も限られてる」




『ふむ、どっかに落ちてんじゃないの?』



「だといいがな」







そう言ったかと思いきや、突然、私の方を見て不思議そうな顔をするレイン




なによ

私の顔になにかついてる?







「…お前…授業出なくていいのか?」



『へ?』



「今日からだろ、通常授業」



『んー?あー!!忘れてた!』







やっば!!

いくら神覚者だとしても授業受けないと卒業できないんだよ!




いや、魔法局で仕事だとしたら公欠使えるけど今回届け出出してねぇ!!


やっばやっば!!
初日から遅刻とか笑えねぇ!







『ぇ、レインは行かないの?』



「あぁ、3年は選択だからな」







あー!そうだったー!!

イーストン魔法学校は、3年生は学校に行く日自分で決めれるんだったー!



2年である程度、学習は終わってるから3年はほとんどインターンとか復習ばっかりなんだよ!!


めっちゃ忘れてたー!






『じゃあ、また今度!!
魔返しの鏡、何か分かったら連絡するよ!』



「あぁ、頼んだ」







さて

今から行ったら3限には間に合いそうだな








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設定タグ:MASHLE , マッシュル , レイン・エイムズ   
作品ジャンル:アニメ
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デンプン。(プロフ) - 睡眠不足さん» 睡眠不足様 コメントありがとうございます! 更新頑張りますね! (3月23日 17時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
睡眠不足 - 続き待ってます! (3月23日 15時) (レス) @page10 id: 6f6c8bad7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デンプン。 | 作成日時:2024年3月18日 15時

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