検索窓
今日:6 hit、昨日:46 hit、合計:19,553 hit

story-12 ページ14










風で髪の毛がふわっと浮く







『えぇ…』



「なんだ、あいつ」







あれはただの壁じゃない

恐らくいかなる強力な魔法をも防ぐ壁だ



それが今、目の前でぶち破られたのだ

あの壊れよう。
見るからに一直線で突っ切ってきたかのように見える




砂埃が上がっている先にいたのは、先程のキノコ頭した少年だった


いや、すっごいドヤ顔で立ってますけど、貴方何してるの?








「何とか間に合ったな」








いや、確かに間に合っとるけども!

迷路を壁突っきて来る奴なんて初めて見たよ





はは、あの子マジで面白い
あのピッピ先生にあんな顔させんの、あの子が初めてだろう





まぁ、別に時間内にゴール地点にいたものを合格にするって事前に言われてる以上、壁を破ろうが空から飛ぼうが最終的にはゴール地点にいればいいんだもんね?

現に私、上空から来たわけだし



じゃあ、あの筋トレくんが行った行為も別に変な事じゃないし逆に言えばあれが一番ゴールに行くのに早いから私はいいと思った








『いやー、壁を突き破ってくるとか何とも面白い子だ』



「…あれはありなのか?」



『さぁ?間に合ったからいいんじゃないの?』







それよりも、私、何か言おうと思ってたんだけど…なんだっけ?


まぁ、いっか。





無事に試験も終了…かと思いきや、突然一人の受験生が筋トレ少年が壁を破ってゴールしてきたことにいて言及してきた。



それに乗るように、筋トレ少年に次々と厳しい言葉を浴びさせる受験生たち

挙句の果てには、帰れコールまで始まってしまった





ふむ。

少しめんどくさい展開だな




トンカチ先生と言えば、その様子を何故か口角をあげてみていた。



ん?

何であいつ笑って見てるの?




まるで筋トレ少年がこんな風に責められているのを喜んでるみたい。




少しめんどくさいが、ここは受験生の怒りを鎮めに行った方がいいんじゃn…







「っ…やめてあげてください!
彼は悪くないんです!」




『ん?』







私も炎か何かで登場してやろうかと思った時だった

突然、1人の少女が声を上げた。



あの子は…筋トレ少年と一緒にゴールした子…?








story-13→←story-11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
203人がお気に入り
設定タグ:MASHLE , マッシュル , レイン・エイムズ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

デンプン。(プロフ) - 睡眠不足さん» 睡眠不足様 コメントありがとうございます! 更新頑張りますね! (3月23日 17時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
睡眠不足 - 続き待ってます! (3月23日 15時) (レス) @page10 id: 6f6c8bad7e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:デンプン。 | 作成日時:2024年3月18日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。