助けて ページ8
ピンク注意!
Aside
A「ん...」
目が覚めると、そこは知らない部屋だった。
部屋内は薄暗く、ベッドの近くのランプしかついていなかった。
A「どこ...ここ...」
上半身を起こすと、頭に痛みが走った。
A「っ...!」
今日...はるちゃんに飲みに誘われて...たくさん飲んで...。
それから...
颯汰「起きましたか?先輩?」
と記憶を辿っていると、颯汰くんが来た。
A「颯汰くん...?ここどこ?」
と私が尋ねると、颯汰くんは見たことのない黒い笑顔で、
颯汰「...ホテルですよ...先輩が起きないからお持ち帰りしちゃった♪」
と言った。
A「や...やだ...!」
と言うと、颯汰くんは私に近づき、
颯汰「大丈夫ですよ...痛いことはしませんから...」
と言った。
A「...やめてっ!!」
私は颯汰くんを押しのけ、部屋から出た。
外...。
A「っはぁ...はぁ...」
私は駐車場にひとまず、身を隠した。
あんな颯汰くんは初めて見た。
すごい怖かった。
逃げたいけど...ここがどこだか分からないし、荷物も置いてきてしまった。
今持ってるのはスマホだけ...。
A「...マサイくん」
そうだ、マサイくんに電話してみよう...!
迷惑になると思うけど...このままここにいるのも嫌...!
と、私はマサイくんに電話をかけた。
お願い...出て!
マサイ「もしもし?A?」
A「マサイくんっ...!助けて...!」
マサイくんはすぐ電話に出てくれた。
マサイ「どうした?A?」
A「後輩に...その...ホテルに連れてかれて...」
マサイ「!? 何かされたのか!?」
A「いや...まだ大丈夫...今は駐車場に隠れてて...」
マサイ「...今助けに行く 場所は?」
A「えと...ホテル名が○○で...近くに○○駅があるの」
マサイ「分かった」
私は電話を切った。
マサイくん...声のトーンが低かった。
そりゃそうだよね。
彼女が見知らぬ男といたら嫌だよね...。
嫌われちゃったかな...。
と思いながら、 スマホをしまおうとしたその時、
颯汰「A先輩」
と後ろから声がした。
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ひよ - 姫城菜月さん» わぁ!ありがとうございます!これから更新頻度を上げて行きますのでよろしくお願いします! (2020年3月1日 6時) (レス) id: 537b5d40d6 (このIDを非表示/違反報告)
姫城菜月(プロフ) - 待ってました!少し前から読み始めてたんですけど面白いしこっちまでドキドキしてきます…!! 更新頑張ってください!そして合格おめでとうございます! (2020年2月29日 12時) (レス) id: de21ddc125 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - のんきち。さん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年1月11日 21時) (レス) id: f5494a77cd (このIDを非表示/違反報告)
のんきち。 - ぐふふふふふふ (2019年12月3日 22時) (レス) id: f343a7c66b (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - wwwさん» 感想ありがとうございます!( ^ω^ ) (2019年10月28日 20時) (レス) id: db5236ce68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよ | 作成日時:2019年3月7日 21時