恋とキミとコーヒーと【マサイ】2

ドキドキさせたい ページ44

マサイside



マサイ「...A？おーい...」



お風呂から上がった後、オレたちは夕飯を食べに食堂へ向かった。

刺身やこの地域の特産物を使った料理など、テンションが上がる夕飯だったが...。



A「...」



若干1名テンションの低い人が。



マサイ「どしたの...そんなジロジロ人のこと見て...」

A「なんでもないしっ...」



ぷいっとそっぽを向いたA。
何が気に入らないんだか...。



もしかして、さっきのお風呂のことが気にいらなかったのか...？



マサイ「A...？もしかしてさっきのお風呂のことが気に入らなかったの？」



と聞くと、Aは、



A「うっ...ちっ...違うもん！」



とあからさまな嘘をついた。



分かりやすいな...。



マサイ「何が嫌だったの？優しくできなかったこと？強引にシたこと？」

A「うっ...うるさい！うるさい！大きい声で言わないでよ...//」

マサイ「正直に言ってよ...オレAがそんな顔してるのやだし...」



と言うと、Aは下を向いて、



A「.....私がマサイくんをドキドキさせたかったのに...」



と小さな声で言った。



マサイ「...は？//」

A「な...なんでもないっ！」



今とんでもない言葉が聞こえたような...？//

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