恋とキミとコーヒーと【マサイ】2

中毒 ページ32

マサイside



オレはAを乗せ、出発した。



なんか緊張するな...。
家族やメンバー以外乗せたことなかったからな...。



オレはハンドルをぎゅっと握りしめ、アクセルを踏んだ。





1時間後...。



高速道路に入った。
空が明るくなってきて、車通りも多くなってきた。



すると、隣から視線を感じた。
ちらっと見ると、Aがこちらをじっと見ていた。



マサイ「なーに見てんの？」



オレはわざと、ニヤニヤしながら言った。
Aの反応は予想通りで、



A「えっ...と...//」



と言いながら、頬を赤らめていた。



かわいいな...。



すると、オレのS心がうずき、



マサイ「もしかして...キス...したいの？」



とからかってみた。
Aはさらに真っ赤になり、



A「ちっ...違...//」



と言った。



ほんと、いじめがいのあるヤツだな...。



からかって真っ赤になる顔も、その後のしかめっ面も...



全部かわいいと思ってしまう。







こりゃ...重度のA中毒だな...。



オレはそう思い、パーキングエリアに入った。

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