恋とキミとコーヒーと【マサイ】2

カフェにて ページ17

Aside



さらに2週間がたったある日...。



A「はぁーーー！終わったぁー！」



ずっと作成していた企画書を作り終えたのだ！



春音「おつー！こっちの発表原稿も終わったよー！」



はるちゃんが笑顔で私のところへ来た。



A「あとは発表練習か...」

春音「ほーんと疲れた〜...」



プレゼンまであと1週間。
ここまで来たらあとは成功させるだけ！



春音「いつやろうか...発表練習...」

A「明日やる？今日はもういいんじゃない？」



と私は時計を見ながら言った。



現在、午後6時。



こんな早くに仕事を上がれるのは久しぶりだ。



春音「そーだねー...なんか食べて帰る？」

A「んー......あっ！」



私が思い付いた場所は...。









カランコロン...。



扉を開けると、大好きなコーヒー豆の匂いがした。



A「マスター久しぶり...」

マスター「おぉ...久しぶりだねぇ...」



マスターは穏やかな笑顔で迎えてくれた。



私はいつもの席に座り、コーヒーと軽食を頼んだ。



春音「へぇ...おしゃれなところだね...」

A「ふふ...落ち着くでしょ」



と、出されたブラックコーヒーを一口飲んだ。



A「マスター...今日マサイくんは...？」



と、私は気になっていることをマスターに聞いた。



マスター「あぁ...マサイくんはね最近忙しくてあまり来ていないんだ...」

A「そうなんだ...」



ここに来ればマサイくんに会えると思ったんだけどなぁ...。



春音「まさか...マサイくんに会うためにここに？」



と、はるちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。



A「ちっ...違うよ！気になっただけ！」



私はそう答えた。

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