19_応援 ページ20
「_______これからはJUMPの皆と暮らす事になるんだけど…いいかな？」
うわぁ、わたし緊張してるよ…私らしくない…
母「？ 別にいいんじゃない？
頑張って隠すか、カミングアウトするか、どっちにするの？」
貴「あぁ、カミングアウトしようと思ってて〜
_____って…いいの？！」
母「え、べつに。
アイドルと付き合うなんて事になっても私嬉しいだけだし？」
あぁ…この母は脳内が桃色だったことを忘れていた…
さっきの緊張を返して欲しい…切実に。
母「お兄さんはどうです？？」
颯「別に？どーでもいいんじゃない？
でも、たまには帰ってこいよ〜？」
貴「にいちゃん…！！…ちなみに理由をお聞きしても？」
颯「俺だけに手伝い任せてだなんて許さない。」
貴「…感動を返せ。」
んまぁ、そんな事だろうと思ったけどさぁ…。
もっと、労って欲しものだね！まだ働いてないけど。
貴「んぁ、そー言えば…父さんは？」
颯「んー？上でまだ、小説書いてる。」
貴「またか…。」
一応言っとくと、父さんは鈴堂 華夜ってペンネームで小説書いてる。
代表作はみんな知ってるような人気といえば人気な小説家。
颯「一応報告しとけよ？」
貴「へいへーい。じゃあ、もう準備して寝るわ。
明日にはもう出るからね〜」
颯&母「おやすみー」
貴「おやすみーぃ」
________コンコン2回ノックして父の部屋に入る。
貴「父さーん？」
父「なぁに〜？あらぁ！！Aじゃなぁい！
ひさしぶりぃ！！元気してたぁ？？」
はい。以上でわかりましたように、オネェ…なんです。
父の通常運転を確認しつつ今日の出来事と、同居の件を話す。
ーーーーーーーー
貴「って事なんだけど…どうかな？」
父「んまぁ…！！あの、Hey!Say!JUMPに入るだなんて…！
やるわねぇ！！流石はアタシの娘だわぁ！！
そ・れ・に、同居ですってぇ？！♡
いい報告を期待してるわ♡」
貴「そ、そんなんじゃないからね？！」
父「Hey!Say!JUMP…山田くんがいるわよねぇ！
アタシ…ファンなのよねぇ…」
山田さん…あの事が頭をよぎる
「_______泣け。今だけな。」
父「あらぁ？顔が真っ赤よ？」
貴「！！」
父「ふふっ…まぁ、頑張ってね？」
うん、と頷き「おやすみ」と言って部屋を出る。
〜〜〜〜〜
父「ふふっ…青春ねぇ…」
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作者名：いちご | 作成日時：2017年9月20日 20時
