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18_帰宅 ページ19

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貴「ただいまぁー」



母「あ、お帰り!!!!で?!どうだった?!」

と、帰った瞬間言ってきた母に
「いや、手洗いぐらいさせてよ。」と言い放ち


抱きつこうとして来た手をスルリとかわし、

手を洗いながらついさっきの夢みたいな出来事を思い出す。


連絡先の件は…性別をカミングアウトしてからにする事にした。




リビングに向かいながら呟く。

貴「問題はカミングアウトの仕方だな…」


すると、後ろから
「おーおー、お疲れ様ですね〜」

と、聞き覚えのある声が…


貴「うっさい。お疲れなのは全部にいちゃんのせいなんだよ?!」

颯「え?俺なんかした?」

貴「したわ!アホか!!」


颯「まぁいいから早く入ってよ」と言われて

まだ言い足りないけど渋々リビングに入る。


入って早々
母「で、どうだったの〜?A〜!」


まて、母よ。それは…

颯「母さん、俺なんだけど。」
貴「母さん、私こっちです。」

え、間違える程…似てる?


母「!!!…い、いや!わかってたよ?!」

颯「まぁ、このままだと話になんないし…着替えて来なよ。A」
貴「しょーがないなぁ…りょーかい。」



ーーーーーーーー


母「それにしても…似てたわねぇ…」

着替えて終わってTVを見てた私達兄妹に母は話しかける。


貴「え、そんなに?」

母「うん、めっちゃ似てた。それで?どうだったの?」

貴「ん?あぁ…Hey!Say!JUMPってグループに入ってって言われた」



沈黙。
母と兄はフリーズしたまま動かなかった。


母「え、まじで?!」

やっと動いたと思ったら…あら、口調が汚いですわよ。


貴「うん。まじ。」

颯「え?!へいじゃんって…あの、今年10周年の?!」

貴「え、母さんはともかく、にいちゃん知ってんの?
_____ハッ、もしかしt「ホ モではねぇよ?」あ、はい。」


母「へぇ…!あんな人気グループに入るなんて、母さん感激!
頑張ってね!!」


貴「うん、あんがと〜

それでさぁ、これからはJUMPの皆と暮らす事になるんだけど…」

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作者名:いちご | 作成日時:2017年9月20日 20時

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