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転生購買4 ページ6

「え」
「え」


この時の私は失言に気づかない
普通に手を出して、


「ん」

と、言うだけだった
相手は戸惑って、目をパチクリさせている

『ん』
と云えばお金しかない

言っていなかったが、私はお金に対して貪欲だ
前世、前の世界では友人は私の事をある程度分かってくれていた為、癖で言ってしまった




「こら!ん、てことないだろう?」


「あ、すみません」


「お、おう…」




すかさずサムさんから怒られた

それでも相手はまだ納得していないのだろうか
未だに私の顔を凝視している…ん、顔?




「あ、あの…女の子?」


「え、あ、はい。初めまして、今日から働かせていただくAです。宜しくお願いします」


「あ、こちらこそ…ってそうじゃねぇよ!」




ノリが良いイケメン君のようだ

どうやら私の失言のせいじゃなくて、男子校に女の子がいるって事に戸惑いを覚えていたらしい
納得




「はい、お金。いや、勢い任せにここに来たら女の子がいるんだぜ、普通驚くでしょ」


「そうですか?」


「いや、そうだって。男子校だし」



あ、まだ名前を伺っていない

それを思い出し、聞いた
するとイケメン君はニカッと笑い、




「俺、エース。エース・トラッポラだ。宜しくな!」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:マルオ崇拝者 | 作成日時:2020年6月20日 7時

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