二 ページ4
バキキキキッ
『いっ…た…まじ折れたってこれ…』
熱さが無くなって少し涼しさを感じたかと思うと、森のような場所に私は落ちていた。
正直言って、意味がわからない。
死後の世界?いやそんなわけない。
死後の世界があるかないかはまだ証明されてないから何とも言えないけれど、少なくとも私は信じていないから、この現状は目眩がする程意味不明だ。
ただ、肌に触れる風や森独特の重いような空気感、何かが蠢いて鳴る草木、重さを受け止めきれずに少し沈む土は、本物らしかった。
そして微かに漂う殺気。
警戒する。
今すぐ逃げても良いはずだけど、多分四方を囲まれてる。少しでも動いた瞬間即バーンだ。
それに、万が一にもガンツ的な展開が私の身に怒ったのだとしたら、あの黒い玉を探さなきゃいけないし。
そうなれば、
『……だれか、いませんかー?…』
これが今私に出来ること。
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まる(プロフ) - いおらんさん» ありがとうございます!コメントとても嬉しくて励みになります! (2019年8月2日 19時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん(プロフ) - とても話が好みで楽しく読ませてもらってます(^^)更新頑張ってください! (2019年8月2日 12時) (レス) id: 60ac9a4c80 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 桜ノ夢さん» ありがとうございます!初めての作品なのでとても緊張しながら書いているのでとても嬉しいです。タイトルについてはこれからのストーリーをお楽しみにしていてください! (2018年11月18日 19時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
桜ノ夢 - まるさん!この作品とても面白いですね!私、これ読んだ後、「ふぅ〜面白かった…な…え!?何この題名!?夢主消えるの!?」って思いましたから← (2018年11月13日 22時) (レス) id: 3556d0a5e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2018年11月13日 21時