アクノロギアが愛した娘8【FT】 (ページ37)

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グ「おらぁ！」

ｴﾙﾌ「このくそ野郎！」

ﾙｰﾌｧｽ「やめたまえ；」

ガ「やっちまえ！」

ｵﾊﾞﾊﾞ「マカロフの髪をむしれー！」

マ「ババア来るな！」

『ここ、お城なんだが……』

隣のユキノを見ると、ユキノは涙を流していた。

ミ「泣くことないじゃない」

ユ「だって……嘘でも、嬉しくて……」

『やっと笑ったなユキノ』

ユキノは涙を流しながら笑っていた。

ミ「貴方にはこんなにも居場所があるのよ」

ユ「はいっ……」

その時、上からアルカディオスの声が聞こえた。

ア「皆のもの！そこまでだ！」

アルカディオスの言葉で一同は静かになる。

ア「この度の大魔闘演舞の武勇と国の危機を救った労をねぎらい、陛下が直々に挨拶なさる。心して聞けよ！」

扉が開き、王様の足音が聞こえてくる。そして壇上にいる人物の姿に一同は目を見開いた。

ナ「皆の衆！楽にせよ！かーかっかっか！」

「「はぁーーー！？」」

ナ「俺が王様だー！王様になったぞー！かーかっかっか！」

『……どこにもいないと思えば、やっぱりか；』

ア「……餓狼騎士団、頼む；」

カマ「か、敵いません……；」

ﾏﾄｰ「かえすかぼ！」

ナ「いいだろ？優勝したんだから！

俺にも王様やらせろって！お前ら子分な！んでAは俺の妃だ！」

ル「やりすぎなのよ；」

『いい加減にしろ』

Aは上まであがりナツの頭を叩いて壇上から引き摺り下ろした。

『すみません陛下、これを』

Aは王冠を陛下に返した。

ﾏﾄｰ「ありがとうかぼ！」

そのままナツを引き摺りながら壇上を降りていった。

ス「ナツさんもすげえけど、やっぱAさんの方がすげぇな；」

ロ「あ、あぁ……；」