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ナツとルーシィがマザーグレアから落っこちていったその後＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾛｰｸﾞ「相も変わらずお前達は巫山戯た連中だな」
『それに関しては何とも言えんな……；』
その時、Aの目の前に一瞬でローグが現われた。
『っ！(しまった……！)』
気がつけばAは完全にローグに捕えられていた。
ﾛｰｸﾞ「お前が竜王の娘と雖も、所詮は一人の女……
男の俺に力で敵うと思うか？」
ローグはAの両腕を後ろで拘束した。
『くそっ』
ﾛｰｸﾞ「お前が闘いに加わると、少し厄介なことになるのでな、
少し気絶していてくれるか」
その瞬間、ローグはAの腹に拳を入れ気絶させた。
Aはローグの腕の中でぐったりとしている。
ﾛｰｸﾞ「ふふふ……お前は新の竜王である俺の妃に相応しい……」
ローグはAの頬を割れ物でも扱うかのようにそっと撫でる。
Aを傍らにそっと寝かせ、街の様子を見る。
ﾛｰｸﾞ「素晴らしい！これがドラゴンの力……
何たる破壊の力！この力があれば、必ずアクノロギアを殺せる！
そして俺が、この世界を支配する。
裂けよ大地、燃えよ大空、消えてゆけ命の灯火！
我は竜の王！竜王祭にて誕生せし新たなる王！影はここに光となる……
絶対的な光となりて、世を照らそう！」
ナ「そんな汚え光はいらねえな！！」
どこからともなくナツの声が聞こえてくる。
ﾛｰｸﾞ「ナツか……っ！？」
後ろを振り返りそこに居たのは、炎の竜、アトラスフレイムの背に乗りやってきていたのだ。
ナ「俺たちの光は心の中にあるんだ！お前が照らす光じゃなにも見えねえんだよ！」
ナツを乗せたアトラスフレイムはマザーグレアに突撃する。
ﾛｰｸﾞ「何故ナツがドラゴンに乗って……！？
裏切ったのか！アトラスフレイム！」
ｱﾄﾗｽ「我が心に従ったまで」
ﾛｰｸﾞ「何？」
ｱﾄﾗｽ「イグニールの子は、我が友の子」
ナ「よろしくな！おっちゃん！」
ｱﾄﾗｽ「お、おっちゃん……？；」
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月12日 18時
