アクノロギアが愛した娘8【FT】 (ページ21)

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ﾛｰｸﾞ「無駄なことを……人間はドラゴンには勝てない！」

ナ「皆を守れるなら、人間じゃなくていい」

ローグがナツの言葉に不適な笑みを浮かべた。

ﾛｰｸﾞ「マザーグレア……」

その瞬間、マザーグレアの身体から無数の卵が地面に向け落下していく。

『卵？』

その瞬間、マザーグレアの落とした卵からドラゴンが生まれてくる。

『小型のドラゴンがこんなにっ』

ナ「皆戦ってる……皆の力を合わせれば、できないことなんてねぇ」

ﾛｰｸﾞ「御前等はまだ、ドラゴンの力の恐ろしさを知らぬ」

『恐ろしさなら、身を以て体験している！』

ﾛｰｸﾞ「お前は、竜王の愛すべき娘。だから未来でも生き残ることができている」

『っ……』

ﾛｰｸﾞ「お前の力と、俺の操竜魔法があればアクノロギアを完全に消すことができる！

力を貸せA！竜王に匹敵するその力を！」

ナ「ごちゃごちゃうるせえ！！」

ナツは再びローグに向かって幾度となく攻撃を繰り出す。

ナ「A！下の子供のドラゴンを頼みたい！ここは俺一人で十分だ！」

『わかった、信じているぞナツ！』

そう言い、Aは羽根を生やして飛び去ろうとした。

その時＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ル「ナーーーツ！！Aーーーーー！助けてーーー！」

ナ「ルーシィ？……なっ！？」

『は！？』

その瞬間、全裸のルーシィがナツを巻き込んで何処かに飛んでいってしまった。

ハ「待ってよー！」

そのままナツとルーシィはドラゴンから落ちていった。

『あ……』

ﾛｰｸﾞ「……；」