１１５． ページ16
訓練所に戻ると、相澤が鬼の凶相で待ち構えていた。
相「おい、今までどこに行ってやがった？」
『お手洗いですよ』
Aはそれだけ云うと相澤の隣を通り過ぎていった。
Aは訓練所に戻ると、緑谷とB組の者が虎にしごかれていた。
敦と太宰はそのサポートとして傍で見ていた。
太「あの人、虎って云うらしいね敦君」
敦「それがどうかしましたか？」
太「親近感湧かないの？君も虎だろ？」
敦「そうですけど、なんか色々違いますよ！」
『騒がしいですね』
敦「Aさん！今までどこに行っていたんですか？」
太「どうせその辺でサボっていたのだろう？」
敦「(煙草の匂いがする……)」
『それはご想像にお任せしますよ』
その時、後ろから虎が話しかけてくる。
虎「我の訓練をサボって何をしていたんだ？」
普通の人ならここで恐ろしい凶相をしている虎に即謝罪の言葉を投げかけるであろうが、Aは普通に答える。
『お手洗いに行っていただけですよ。それとも、女性のあれこれに深く追求しますか？』
虎「うむ……確かにそれはデリカシーに反するな……」
太「虎さん。彼女は私達が見よう。他の生徒達を見てきてあげてください」
虎「わかった、では頼んだぞ」
虎はそのまま緑谷達の元へ戻っていった。
太「全く、君はもう少しバレない程度にさぼりたまえ」
『私がこの訓練を受ける必要がどこにありますか？』
敦「あ、Aさん！」
Aは木の上に登り、その場で眠り始めた。
太「全く、困ったお姫様だ」
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ルナ(プロフ) - 質問をありがとうございました！ 更新楽しみに待っています！ (2018年12月15日 11時) (携帯から) (
レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ルナさん» そうですね。残念ながら今回はその予定はございません。質問ありがとうございます。 (2018年12月14日 23時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 質問です！ 『二人の英雄』は執筆しないのですか？ (2018年12月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 凄いですね！ この後（あと）の続きが凄く気になりますッ！ ですが、体調には気を付けて下さい。 この頃急に寒くなってきたので…！ (2018年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ねむた。 - ああああああああっ続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2018年12月11日 19時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月1日 20時
